処刑室

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制作 : John Grisham  白石 朗 
  • 新潮社 (1995年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (605ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105250041

処刑室の感想・レビュー・書評

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  • あーーー。やっと読み終わった~~!
    面白かったけど、ながーーーい話だったわ。
    1ページが上下段になってて、600ページの超長編。
    でも、それなりの価値がある話でした。

    私は、死刑賛成派だった。これを読むまでは。。。。

    アダムは死刑囚の祖父を助けるために弁護に引き受けるけど、はじめ、それがどうしても解せなかった。
    サムは最後まで共犯者のことは公にしなかったけど、仮に共犯者のことを告白して死刑を免れたとしても、サムは罪のない黒人を何人も殺してる。
    そんな極悪非道な人は死刑になるべきじゃないか。死刑が一番妥当な処罰じゃないか。と思った。
    私がアダムだったら、サムの過去の過ちを知っていくにつれ、弁護を引き受けることをやめてしまったと思う。
    それでも、アダムは祖父のために、結果はどうであれ最後まで戦った。すごい奴だな。と思った。

    処刑の日がだんだん近づくにつれ、サムは自分の今までした過ちを悔い、自分の今までの人生を見つめなおす姿がとっても印象的。
    最後は神に必死に赦してもらおうとするまでになってる。
    罪のない人を殺して懺悔したことで神に赦してもらえるのか。サムは、そんなことまで考えてた。
    私もそう疑問に思ったけど、サムがそこまで考えてることが出来たことに意義があったような気がする。

    死刑賛成派だったけど、もし自分が処刑の補助をする係員にはなれないと思う。たかがストラップを手や足に締め付けるのにも、自分のしてることが嫌になって逃げだしてしまうんじゃないか。
    特にサムのような人を処刑台におくることは出来ないと思う。
    今まで自分の目の前で生きてる人を、罰とは言え、殺すことは出来ない。
    そう思うと、「自分は処刑賛成派」と言い切ることは出来ないな~。
    それでも「反対派」と言い切ることもできないんだけど。。。。

    罪を犯したことによって、被害者家族はもちろん加害者家族もずーっと苦しめられ平穏な毎日が送れない辛さや悲しさがすごく伝わってきた。

    そして、やっぱり人種差別はいけない。
    みんな人間は平等に生まれてきたんだから。

    あああー、とっても考えさせられる話だったので後に引きずりそうだな~。

  • クー・クラックス・クラン団の一員で犯罪を犯して死刑を待つ祖父。祖父を助けるために弁護士になった孫。死刑制度、人種政策、犯罪などを考えさせる一冊。

    グリシャムにしては珍しくハッピーエンドじゃない話だった。結局終身刑への減刑にはならずに死刑になってしまったけど、それに相当することをした訳だから仕方がないじゃないのと思ってしまった。まあ、日本では終身刑といっても途中で出所してしまったりするから、アメリカとは違うけどね。

  • 人種差別や死刑制度。
    乗り越えられないものなのかな?

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