恐怖の館―殺人鬼フレデリック・ウェストの生涯

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制作 : Geoffrey Wansell  飯島 宏 
  • 新潮社 (1998年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (685ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105374013

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恐怖の館―殺人鬼フレデリック・ウェストの生涯の感想・レビュー・書評

  • 強烈な読後感を催した。
    フレデリック・ウェストとその妻ローズマリー・ウェストの連続殺人について膨大な裁判資料と本人の供述をもとに掘り下げる。
    これほど強烈な夫妻は空前絶後である。
    夫は妻が他人と性交しているのを喜び、異人種との子供を産ませたがり、地下室では誘拐した女性を二人でいたぶり殺す。実の我が娘を犯し、母親は笑いながら見ている。近親相姦に反抗するといたぶりならが殺し地下室に埋め手も平然と暮らし続ける。
    我が娘を含め若い女性の殺し方が半端じゃない。
    地下室に吊るして逃げないようにまず膝蓋骨をナイフで切り取る。それから散々いたぶりながら、指先を一本一本切断。第一関節、第二関節と相手の悲鳴を楽しみながら切っていく。続いて手首。次に足の先の切断。そして肋骨を生きながら抜き取る。最後に行きながら首を切断したという。これほどまにサディスティックになれるものであろうか。
    夫妻によって殺された女性の死体からは何十本もの骨が抜き取られ、首切断時には生きていた可能性があるという。
    映像であればとても見れたものではないが、文章であるので何とか最後まで読むことができた。
    吐き気を催す読後感である。

  • 淡々と書いてくれてるのだが、淡々すぎてちょっとまとまりがないかも。
    フレデリック・ウェストとその親兄弟の所業の酷さにはびっくりするが、昔の男尊女卑の日本も内心ではこんなもんだったんじゃないかと思わないでもない。あくまでも精神論であって、実行ではないが。

    人間は幼児期から青年期までに植えつけられた価値観とかモラルを矯正するのはすごく難しいんだろうと思わせるドキュメンタリーでもある。問題はそういう人間でも簡単に親になれることで、その子供たちを同じようにゆがめてしまうことだ。

    このウェスト夫妻の娘で勿論虐待の憂き目にあったアン・マリーも手記を出しているらしいが、あいにく日本語化されていないようで残念。こういう時は英語が読めるようになりないなぁと思う。

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