プリンス近衛殺人事件

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制作 : Valentin Akimovich Arkhangelsky  滝沢 一郎 
  • 新潮社 (2000年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105403010

プリンス近衛殺人事件の感想・レビュー・書評

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  • 五摂家筆頭・近衛文麿の長男・文隆が昭和20年8月に満州でソ連に拉致、その後11年間、戦争犯罪人として抑留され、悲劇の死を遂げるまで。そして一人コノエに留まらず、数十万人の日本兵がシベリアで命を落とす。生々しいソ連ジャーナリストの告発本。著者は自らの父・兄弟の行方を探るうちに近衛の記録と出会い、詳細な調査を行ない、この本になった。スターリン、ベリヤ、フルシチョフなどの会話がリアルで現実味、迫力に富む。社会主義の名前の下に国家犯罪を行なったソ連&スターリンの罪深さへの強烈な指弾は自らの肉親の死への怨みもあり、容赦がありません。獄中でスターリンの死後反逆罪で囚われたその子息と近衛が偶然会う場面があり、事実であれば正に運命です。それにしても爽やかな近衛の人柄でした。

  • 近衛文麿の息子が満州にて拘束され長い拘留期間をおいて亡くなるまでが綴られる一書。主にサスペンス風のタッチで綴られるが、内容の全てがソビエトKGBの極秘情報であり、シベリア抑留の実像などが暴かれる。
    近衛文麿の息子が拘留され死に纏わるのが主題だが、その周りを固めるKGBの極秘情報などがあまりにも物凄い。一般的にシベリア抑留は多くても70万人の抑留で死者は10万人(生存者は60万人)だと語られるが、他のソビエトが拘留したドイツ兵らに比べると明らかに日本人の生存率が高いことが疑問であった。本書においてその疑問を解く事実が語られる…つまりは70万人の抑留はソビエト側の捏造で実際は100万人にて生存者は60万人、死者は40万人となる。

    ノンフィクションを超え歴史の真実を暴いた一書だ。

  • 近衛文麿の長男・文隆氏のシベリア抑留中の軌跡を追った著書。貴重な本人の書簡引用なども多くあります。

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プリンス近衛殺人事件の作品紹介

大戦終結後、ソ連は大量の日本人を強制抑留し、シベリアの奴隷とした。その中に、五摂家筆頭近衛家、元首相近衛文麿の嫡子、眉目秀麗のプリンス、近衛文隆がいた。果てしなく続く「尋問」という名の苛烈な洗脳。ソ連首脳部はいったい何を目差していたのか。シベリア抑留の真実とは。ソ連崩壊後、ロシア人ジャーナリストにより奇跡的に入手された膨大な新史料による衝撃のノンフィクション。

プリンス近衛殺人事件はこんな本です

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