逃げてゆく愛 (Shinchosha CREST BOOKS)

著者 : ベルンハルト・シュリンク 松永美穂

• 新潮社 (2001年9月27日発売)

感想・レビュー・書評

[ラクレットさんの感想 · 2022年2月10日]

最愛の妻の死後、見知らぬ男から届いた不審な手紙の謎を夫が探る「もう一人の男」。遺された一枚の絵を手がかりに、息子が父親の暗い過去をたどる「少女とトカゲ」など、7つの「愛のかたち」を描いた短篇集。
原題：Liebesfluchten
（2000年）
--- 目次 ---
もう一人の男
脱線
少女とトカゲ
甘豌豆
割礼
息子
ガソリンスタンドの女

[まなみさんの感想 · 2019年1月21日]

どの話もそこそこ考えさせられる。巧いというか手堅いというか。

[ぐんたさんの感想 · 2012年3月10日]

愛を読む人の作家の短編集
うーん。

[ティンクさんの感想 · 2006年7月12日]

愛は逃げません。逃がしてしまうものなのです。

著者プロフィール

ベルンハルト・シュリンク（ドイツ：ベルリン・フンボルト大学教授）

「2019年 『現代ドイツ基本権〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」