ヴォルテール、ただいま参上! (新潮クレスト・ブックス)

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制作 : Hans Joachim Sch¨adlich  松永 美穂 
  • 新潮社 (2015年3月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105901172

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ヴォルテール、ただいま参上! (新潮クレスト・ブックス)の感想・レビュー・書評

  • 次から次へと長いカタカナ名前の貴族が出てきてどうよーと思ってるうちに終わった。
    かのフリードリヒ大王、プロイセン皇太子上がりのくせにロクにドイツ語書けないフランス被れで、どこが「北方のソロモン」なんだっつーの。ヴォルテールはヴォルテールで、「フランスのウェルギリウス」とか言われてる割に、結構な銭ゲバだし。

    せめてフリードリヒ2世のフルートの腕前披露とか、ルイ15世との掛け合いとか、もちょっといいトコ見せてもいいのになー。

  • 思想家ヴォルテールとプロイセン王フリードリヒ2世の
    交流を描いた小説?ドキュメンタリー?

    歴史に詳しければもっと深く読み込めただろうなと
    思いますが、世界史でかじったぐらいなので
    途中入り込めなかった部分もあります。

    フリードリヒ2世は自国語のドイツ語がお粗末で
    ヴォルテールに宛てた手紙との落差が面白かったです。

    ヴォルテールへの手紙には「そのように不届きな行為は、
    余の思いもせぬところである。」と書けるのに
    ドイツ語の手紙部分はほぼひらがな。
    「またねつでた、きいてざんねんにおもた。(中略)
    かみさまがまもてくださるように!そしてきをつけて!」

  • 図書館で。
    訳者あとがきで大笑いしたとか書いてありましたが不勉強なためそこまで面白いとは思えませんでしたが色々と興味深かったです。

    王族に不用意な事を言って捕まるのを恐れて逃げ出すとか…昔は裁判もないし大変だったろうなぁと思ったり。
    パトロンを持つと経済的には安定するけれども自分の自由意志で発表が難しくなるからお金にせせこましくなる。昔の人も苦労したんだなぁ・・・

  • 軽快な筆致、構成、意外な挿話の連鎖。或いは東條英機、原民喜、MT 諸士の史伝小説も同様の筆法で読みたくなる。図書館本。 102

  • フランスの誇る思想家ヴォルテールとフリードリヒ二世の丁々発止の駆け引き…のはずなんだけどいまひとつピンとこなかったです…。ミシェル城館の人と比べたくなってしまうなぁ。

    ヴォルテールの愛人だった才媛、シャトレ公爵夫人・エミリードシャトレがいちばん魅力的だった。彼女が主人公の小説があったら是非読みたい。

  •  偉人とはいえ、人は人。欲もあるし意地悪くていやらしいところもあって、俗っぽい。その俗っぽさこそが人間の魅力だよなぁと思う。
     ヴォルテールとフリードリヒ二世の友情のような恋のような一言で言い表せられない関係性と、史実を淡々と述べているだけのような表現方法がかえって物語を引き立てているようなところが面白かった。

  • 思想家ヴォルテールとプロイセン王フリードリヒ2世の交流を書や手紙を絡めてドイツの作家ハンス=ヨアヒムシェートリヒが小説として著わした作品。
    ほとんど知識ゼロで読み始めましたが、いやー面白いのなんのって。特にフリードリッヒの手紙。これは松永美穂さんの訳し方が絶妙だったのだろう。
    さらに目を見張るのは、情景描写、心理描写を削っているにもかかわらず小説として成り立っているところだろう。
    日本でいうところの時代小説に似た面白さがあった。

  • 知識の巨人、フランス宮廷の厄介者、ヴォルテール。知識を崇拝し、支配地ドイツの言葉を嫌うフリードリヒ。二人の野心まみれの愛憎の3年間を描いている。
    私はヴォルテールの愛人にして公爵夫人エミリーに惹かれた。
    ドイツで今でも人気を博すフリードリヒ一世は実は…という面も面白さの一つなんだろうけどヨーロッパ史に明るくない自分にはイマイチそこの面白さは取れなかった…

  • 歴史上の有名な2人を、主に書簡から読み解いて、人間味らしいところたっぷりに描いた人物伝的小説。自分の歴史の知識不足が悔やまれます。知ってたら、もっと驚きを感じて読めたはずなのに!

  • 18世紀、思想家のヴォルテールはプロイセン国王フリードリヒ大王と交友があり、ふたりの書簡に忠実に再現したフィクション。
    自由な女性関係と試作のヴォルテール。方言が多くわかりにくいとフランス語を使っていたフリードリヒ大王は、ドイツ語は子どもの作文ほどにも書けなかった…、なんていう実は、みたいな話が多々。
    ちょっと変わった小説になっています。

  • 思想家のヴォルテールとプロイセンのフリードリヒ二世との交流を描いた作品でした。歴史上の人物が主人公ですが、堅苦しくなく、さらっと読める作品でした。
    ヴォルテールとフリードリヒ、それぞれの人間性も面白かったですが、ヴォルテールの愛人エミリー・ド・シャトレ侯爵夫人との、お互いを尊重し合った上でのクールな関係も魅力的でした。

  •  基礎教養が無いと、笑えなかった。
     ただ、本当に運上人の発想というか、愛人の権利や宗教との兼ね合いなんていうのは、日本に住む私には知らない世界なので、それが当たり前に描かれているという意味では面白かった。
     くどくない描写だから読めるのだろう。
     ただ、やっぱり基礎教養無いから理解するまでには、ワンテンポ遅れる。

  • フリードリヒがエミリーを軽んじた時点で、ヴォルテールはフリードリヒを見限ればよかったのに。臣下の愛する女性を尊重しない君主なんて、ダメダメ。フリードリヒは男色家だったのか。知らなかった。ヴォルテールが同性愛に批判する気がないというのは、フランス宮廷に馴染んでいるなら、そうだろうなと思った。ドイツの作家がこんなに軽やかに歴史を語るなんて意外だった。

  • 女性の必殺技って、気絶する、なんだなぁ、と納得?。現代において会得するのは難しいでしょうが。
    世界史の教科書で読んだかなー、レベルの時代知識だったので、あ、愛人関係ってこんなに大っぴらだったの、とか、頭いいんだか悪いんだか、と。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=5151

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ヴォルテール、ただいま参上! (新潮クレスト・ブックス)の作品紹介

偉人たちの知られざる素顔。笑いと驚きに満ちた新しい歴史小説。華麗なる女性関係。泥沼の金銭トラブル。国々を股にかけての逃避行。思想家ヴォルテールとプロイセン王フリードリヒ二世の間には、恋にも似た熱い友情と、壮絶な駆け引きがあった――。実在のできごとを丹念に追いながら、鋭い洞察と巧みな構成で偉人たちの姿を鮮やかに描き出す。ドイツのベテラン作家による、新しい歴史小説。

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