ヴォルテール、ただいま参上! (Shinchosha CREST BOOKS)

  • 新潮社
3.25
  • (3)
  • (10)
  • (16)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105901172

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 思想家ヴォルテールとプロイセン王フリードリヒ2世の
    交流を描いた小説?ドキュメンタリー?

    歴史に詳しければもっと深く読み込めただろうなと
    思いますが、世界史でかじったぐらいなので
    途中入り込めなかった部分もあります。

    フリードリヒ2世は自国語のドイツ語がお粗末で
    ヴォルテールに宛てた手紙との落差が面白かったです。

    ヴォルテールへの手紙には「そのように不届きな行為は、
    余の思いもせぬところである。」と書けるのに
    ドイツ語の手紙部分はほぼひらがな。
    「またねつでた、きいてざんねんにおもた。(中略)
    かみさまがまもてくださるように!そしてきをつけて!」

  •  偉人とはいえ、人は人。欲もあるし意地悪くていやらしいところもあって、俗っぽい。その俗っぽさこそが人間の魅力だよなぁと思う。
     ヴォルテールとフリードリヒ二世の友情のような恋のような一言で言い表せられない関係性と、史実を淡々と述べているだけのような表現方法がかえって物語を引き立てているようなところが面白かった。

  • 女性の必殺技って、気絶する、なんだなぁ、と納得?。現代において会得するのは難しいでしょうが。
    世界史の教科書で読んだかなー、レベルの時代知識だったので、あ、愛人関係ってこんなに大っぴらだったの、とか、頭いいんだか悪いんだか、と。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=5151

松永美穂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×