失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)

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制作 : Marcel Proust  角田 光代  芳川 泰久 
  • 新潮社 (2015年5月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105910037

失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)の感想・レビュー・書評

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  • 何度も挫折した本を一冊にしてしまうなんて!「読んだよ」って胸を張って言えないけれどもでもこの小説にはこんなことが描かれていたのだと全貌を垣間みた気持ちになった。

  • 長すぎて疲れてしまった。
    とだけ読んでいる最中は思っていたが、最後の方でこの小説の意義について思い知らされた。永遠に終わらないのではないかとさえ思わせる比喩の連続、過去と過去の結びつきが現実のもとで幾度と繰り返される場面、物語として本当に成立しているのか首を捻らないわけにはいかなくなるほどに異彩を放つ文体、どれをとっても自分にはまだ到底読むのが早すぎたのではないか、と思うほど難解なものだったが、それもそのはず、この物語の最後で謎が解かれることになった。
    最後の文章を読んだ時、自分の人生について考えさせられた。あの時のあの瞬間もどの瞬間も繋がりのあるようでない現実のもとで、頭の中で絶えず繰り返されているがそれは結局自己に対しても他者に対しても意味を与えない妄想に終わることが多く感じられる。だがしかし、その訳の分からない記憶の想起の連続こそが人生において大変な意味を与えることを思い知ったのである。現実の意味について今まで考えていた自分は、過去の延長線上としての現実の意味合いを排除していたことに気づいた。現実は現実のままであるが、それは過去からやってきたものの他でもなく確かな経験が物語る現実であるのだ。そうであるのなら、現実に対してのみ意味を考えるのはいささかお門違いなのかもしれない。そうではなく、一つの人生のうちの一部分、まさにその瞬間として考えなければならない。そう考えさせられる小説であった。

  • きっかけは忘れたが、なぜか読んでおきたいと思うようになり、図書館で見つけたところ、あまりにも長い本だったので断念。と思ったら、なぜか「全1冊」のこの本が目にとまったので不思議に思いながら通読。お二人の編約によるものと読み終えてから知った。
    多くの方が書かれているが、入門編、としてはとてもすぐれているのではないだろうか。はたして私がこれから全文に挑戦するとは考えにくいが。
    ・・同性愛のところは、先入観、事前知識なく読むと最初よくわからなかったので戸惑った。

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=150618

  • 世紀の大長編10分の1に短縮し1冊にまとめた超お手軽本
    なのに途中で挫折した笑

  • 縮約版なので描けなかった部分はもちろんあるだろうけど、名作とされている作品の雰囲気を感じれて面白かった。本編への入門編としての魅力もあると思う。

  • 縮訳版なので、伏線飛ばして一部の結果だけ残してるから話がこんなにもちぐはぐなのかな、という印象。
    本来10巻以上からなる大長編を1巻の分量に削っているので仕方ないのでしょうね。あくまでも入門編としてみれば、よくできていると思います。

    ただ、時間や記憶といった抽象的観念をこれだけ1人の男が体感する人生の中に具体的に落とし込んだプルーストはすごい、ということは感じます。
    挫折しまくりの本編にもう一度挑戦しようという気になったので、まあ、よしです。

  • このグダグタした感じを6巻分楽しめるとはとても思えないけど、当時としては画期的だったのだろうか。今も昔も変わらない普遍的な思いが記されているとも言えるけど

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失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)の作品紹介

角田光代╳プルースト世界文学最大・最強の長篇小説の画期的〈縮約版〉刊行! 作家志望の「ぼく」が味わう苛烈な恋、そして「時」の不思議――。あまりの長大さと複雑な文体ゆえに、名声ほどには読破する者の少なかった二十世紀小説の代表作が、いま蘇える。現代を代表する小説家と仏文学者のコラボレーションによって、プルーストのエッセンスはそのままに、贅美きわまる日本語でついに読める、読み通せる驚異の縮約版一千枚!

失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)はこんな本です

失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)のKindle版

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