謎とき『カラマーゾフの兄弟』 (新潮選書)

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著者 : 江川卓
  • 新潮社 (1991年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004018

謎とき『カラマーゾフの兄弟』 (新潮選書)の感想・レビュー・書評

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  • スメルジャコフ=去勢派(or 去勢者)説を含んでいるのだが、彼を私はさほど重視しない。ロシア語語源の釈義に付いていくのが大変。概算630枚。図書館本。071

  • この解説おもしろかった。
    ひとつの単語から、ここまで丹念に掘り下げていくのとか、
    そんな魂のこもったことばであったのかという発見とか、
    ややこしい名前に、呼び方に意味があることとか、
    いろんな発見があって、もう一度カラマーゾフ読みたくなった。っていうか読むわ。
    この方の訳で読みたかったけど、
    手に入れるのはむずかしいらしい。

    原作者のことばの使い方の背景がある、ということがわかる訳書を読みたくなる。

  • 1997年 読了

  • 2015年20冊目。

    世界的名著『カラマーゾフの兄弟』の解説本。
    古い本だが、言葉使いは非常に読みやすかった。
    (ドストエフスキーの)小説はここまで考えぬかれていたのかと驚愕した。
    (逆に「それは勘繰り過ぎじゃないの?」と感じるところも多少あったが)
    『カラマーゾフの兄弟』で言えばキリスト教だが、時代性や地域性が根付いている小説を読む際は、その著者自身やその土地のバックグラウンドを知っていなければ、そしてその言語を理解していなければ、本当の意味での深い理解はできないのだと改めて感じた。

  • 研究者の副読本。
     一般読者は置き去り。これが本作にたいする素直な印象。単語登場回数の計測や、語源探求や、先行する文学作品との関連など、丁寧な「研究」には頭が下がる。悪く言えば重箱の隅をつついている。深読みするばかりに、牽強付会のそしりを免れない、と私は感じた。そんな風なので、学者の「論文」という印象が強い。もっと軽くて広い案内書を期待してたので…。著者の「謎とき罪と罰」には感銘を受けたのだがなぜだろう? ともかくこの世界文学の傑作(らしい)を深く深く読み込む人向け。

  • カラマーゾフの兄弟には様々な設定が隠されておりこれを読んで俄然再読する意欲が湧いてきました。
    それにしても未完の作品だったんですね。

  • 105 早稲田

  • 作品の理解度が倍ぐらいになったと思います!
    硬すぎない文章で読みやすいし、なによりロシア語の語源とかを引っぱってきてくれているので主観が混ざっておらず、説得力があります。
    カラマーゾフという苗字の持つ意味についての話とかは、知らなければ本編を読んだことにならないんじゃないかなというぐらい重要です。
    カラマーゾフを読んだ人は絶対に読むべきです!

  • 2007/08/26 読了 ★★★
    2011/10/03 読了

  • カラマーゾフの兄弟自体が、謎解きの要素を多分に含んだ作品だが、そこに隠されたヒントから作品を読みといていくのが本書。
    キリスト教の知識がない自分には初めての内容も多かったが、丁寧に解説されているため非常に分かりやすく、一気に読んだ。
    同じ著者の、謎とき罪と罰も読んでみたい。

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謎とき『カラマーゾフの兄弟』 (新潮選書)の作品紹介

ドストエフスキー最後の、未完の大作に秘められた謎をスリリングに解き明かす。大反響をよんだ『謎とき「罪と罰」』に続く第二弾。

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