禅がわかる本 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106005008

感想・レビュー・書評

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  • 禅の解説書というよりは、有名な公案や禅僧のエピソードについてトピック的に解説している本。
    読みやすく取り上げているエピソードは面白いのだが、この本では禅はわからないだろう。

  • 禅の本質は常識にとらわれないこと
    発想を自由にすることがわかる。

  • ひろさちや氏の本だけあって、やはり分かりやすい。

    なお、本書を読むにあたっては、ひろさちや氏個人の見方であるということは念頭に置いたほうがいいのでしょう。でも禅の公案はそもそも解釈が自由(らしい)ので、それもOKなのでしょう。

    また、本書の中では、細かい点では「?」が付くところもありましたが(やや現代社会を偏って見ているところがあるように感じます)、しかし細かなところに囚われずに、著者の言いたいことの本質(メッセージ)を正しく読み取るべきでしょう。

    「しあわせになる禅」と内容が重複する多くありますが、言っていることが変わっている部分もあるので、両方読んでもよいかと思います。書いた時期が異なるのでしょう。時間がたてば見方も変わるでしょうし、それもOKなのだと思います。
    なお、あえて「どちらか」と言われれば、個人的には『しあわせになる禅』のほうがお薦めです。

  • 公案を著者が自分流に解釈して、禅のエッセンスを説いた本。禅の歴史や学術的なことには触れていないので容易に読める。
    結果主義の道徳と心の中が問題となる仏教の違いは参考になった。
    (こだわるな/頑張るな/無功徳)

  • ひろさちやさん分かりやすく書いてくれはるから好きやわ〜

  • 説明はわかりやすい。が、「自由である」ということからすら自由であるということは…難しい。

  • 難しい・・・。こだわらない事・自由になる事が大切なんですね。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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