アニマル・ロジック

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著者 : 山田詠美
  • 新潮社 (1996年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106006586

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アニマル・ロジックの感想・レビュー・書評

  •  なんや、結局よくわからんかった。
     ブラッディが結局何者なのか、いいものなのか、悪いものなのか、それすらもよくわからなかった(ёзё)プゥ
     それでも、ヤスミンのすごさだけはよくわかった、のと同時に。
     実際には、そんな人はいないよなぁ……ってこともわかった(苦笑)

     まぁ、ヤスミンみたいな生き方はうらやましいと思う。
     流れるように生きて、何もとらわれない生き方。

     あー……でも、あれか。
     それでも決して死からは逃れられないってことが書きたかったのかな。

     わかんないけど。

  • エイミーの一時期の集大成という感じ。アニマルロジック以前と以後で変わったなぁと。当時の考え方、感じ方がすべて詰まっていて読みごたえがあります。

  • 10年以上ぶりに読み返しました。

    語り部が主人公?ヤスミンの血液に寄生してる微生物という設定がなかなか新鮮。

    でも・・・山田詠美の言いたいことをヤスミンとブラッドに言わせ過ぎだな~
    発刊当時は気にならなかったけど、一度山田詠美節がお腹いっぱいになると
    鼻についてしまって、そこは色あせない彼女の美しい文章を味わうのに邪魔になる~。

    婚約者を殺めてしまったトラビス、ブルーを拾ったジェインの夫ラリー、
    白人を憎むフレディとその妹アニータとその恋人の白人のマックス、
    フレディの車での事故を介して出会ったジャックとポール、夫とのセックスが苦痛なスージー、
    弁護士のウィリアム、ひったくりで出会った少年ソウル、
    ジャズミュージシャンのリッチ、女教師ミズ・オフィーリアと娘イライザ
    中国人のトニー、差別主義者のメル、
    兄を白人に殺させた南部出身のヴィクターとその兄にレイプされ妊娠したノーマ
    気のいい女友達アンジェラ、

    そしてブラッドとブラッディ、ジュニア。

    他沢山の登場人物がいる大長編。

    最後まで印象深かったのは「いったい、性は、人間に何を与え続けてきたのか」
    という問いであった。
    最後の一文、フリー・アット・ラースト、ついに自由。
    は初めて読んだ時から今までずっと覚えていた。

  • とってもとっても厚くて持ち歩きに困った記憶。厚いけどあっという間に読んじゃいました。
    決してスラスラ読める文体ではないけれど、山田詠美さんらしい表現が散りばめられた興味深いストーリーでつい一気読みしちゃいます。
    *今読むとさすがに時代背景に古さを感じるかなぁ。

  • 素晴らしい。この中に全てが詰まっていて、もう私には何も言うことがありません。

  • 高校入学前の春休みに図書館で見つけた。
    ベッドシーンが多くて少し動揺した が、
    さらりと描かれていて逆によかった。やらしくない。

    最後感動する。おすすめ。

  • 再読。差別と区別、日本に住んでたら感じ方も薄いんだけど絶対に存在するもの。それを見極めて、見えない大切なものを守っていきたい気持ちを読むたびに強くする。

  • ヤスミンってかっこえーーなーー。


  • この本、他の山田詠美著のお話に比べて有名じゃないけど

    私のなかでは大分お気に入りです。

    話自体は長編ですが、とてもおもしろいです。

    私は彼女のエロスを匂わせるような描写がすごく好きな人間なので、この本すごく読み応えがありました。

    逆に、そういった描写が苦手な方は無理かもしれません。

    でも、山田さんのそういった描写は生々し過ぎず、かといって爽やか過ぎず、絶妙な甘ったるさを感じます。

    苦手な方でも是非トライして頂ければと思います。

  • 人と人が関係を持つ時、ある観念やイメージというフィルターを通して相手を見る。
    それが良い方向に動くか、否か。この作品ではその両方のケースを描き込んでいるが、その中でただ”自然”に人を愛するヤスミンの姿はたまらなく美しい。

  • もしかしたら、一番大事な小説かも。
    奔放な恋愛の事よりも、
    人と人との接し方について、
    沢山の事を教えてくれました。
    みんな、こんな風に人と接していけたら、
    世の中素敵になるのに。
    表紙も大好き。
    お風呂で読んでいたら、
    湯船に落として駄目になりました・・・。

  • 山田詠美大好き。
    分厚くってちょっと手を出さなかったけれど、一度読見始めてしまえば、一気に最後まで読めまえて驚きました。
    やっぱり、山田詠美さんの文は自分好み。
    ジュニアの性格が可愛いよ。

  • この小説に限らず、山田詠美の小説は味覚と触覚がすごくポイントになってると思う。それも食べ物に限らず、自由とか、快楽とか、贅沢とか、そういったものにも味がある。それは時にクセがあるかもしれないけれど、どれもものすごくおいしそうで、ああ私もこんな風に、体のあちこちを使って、いろんなものを食べてみたい、と思ってしまう。

    あらゆる人種・性別・年齢を飛び越えて、ヤスミンはたくさんの人間を愛する。彼女の伸びやかな精神と肉体は私の頭の中でも関係なく動いて、ぐんぐんとヤスミンに憧れていった。私の血液の中にもブラッド(の仲間?)がいるのかも。

    これだけ多くの人間を出して、でも繋がっていくところが、すごいなあ。と思った。

  • ねぇ。あたしの中にも住んでいませんか?

  • 長いけどすぐ読める。

  • 人種・セックス・愛・自由。
    主人公ヤスミンの血液に住むヘンな生き物によって語られるという、面白い構成。ヤスミン、イイ!!
    山田詠美っぽくないけど、おすすめ。

  • あたしにしては珍しく長編。
    主人公ヤスミンがかっこいい。
    あの微生物は結局なんだったんだろうか。
    長編らしく、いろんな要素がてんこもり。一気読みできる感じではないものの、やはりおもしろい。
    装丁がかっこいいから、多少重くてもハードカバーがオススメです。

  • 非常にカテゴライズし難い作品。言い換えれば全ての面において意味をもつ非常に特殊かつ優れている作品。僕の哲学書。

  • 理想の女性像としてヤスミンはいいかもしれない…

  • 主人公は、ヤスミン。黒い肌の美しき野獣。人間の動物園、マンハッタンに棲息中。あらゆる本能を手下にして幸福をむさぼる彼女は、言葉よりも、愛の理論よりも、とりこになった五感のせつなさを信じている。物語るのは、私。かねてヤスミンとは、一喜一憂を共にしてきた。なにせ彼女の中を巡り流れる「無垢」に、棲みついている私だから…。小説の奔流、1000枚の至福。泉鏡花賞。

  • コレは5ツ星に限りなく近い4ツ星。長編やけど、読む価値はある、と思う。何と言おうとヤスミンが魅力的。人を惹きつけるのが凄く解る。人間として、色んな問題に塗れて生きてるのに、こんな真っ直ぐ生きられるのは、凄い。                                     


    誰も愛してない、と同時にみんなを愛してる。

  • ヤスミンの血液に棲むウイルスが、ヤスミンを通して見たこと感じたことなどを語る。NYで生活するヤスミンだが、人種差別、ドラッグ、エイズなど、さまざまな問題があるけれど、自分らしく幸福を追求するヤスミンがかっこよく、内容のわりには何故か爽やかな後味の作品。

  • 山田詠美さんの作品のなかで一番好きです。かなりの長編ですが、じんわり切なく泣かせてくれます。

  • ヤスミン…
    ジャリだったウチがこんな女だったら惚れるかもと思った人w

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アニマル・ロジックの作品紹介

私は、きっと誰も愛していない。それと同時に、きっと、すべての人を愛している…舞台は、"人間の動物園"マンハッタン。主人公は、生きることに奔走する獣、ヤスミン。テーマは、人種、セックス、愛、そして自由。山田詠美初の書下ろし長編。

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