- Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106006586
感想・レビュー・書評
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10年以上ぶりに読み返しました。
語り部が主人公?ヤスミンの血液に寄生してる微生物という設定がなかなか新鮮。
でも・・・山田詠美の言いたいことをヤスミンとブラッドに言わせ過ぎだな~
発刊当時は気にならなかったけど、一度山田詠美節がお腹いっぱいになると
鼻についてしまって、そこは色あせない彼女の美しい文章を味わうのに邪魔になる~。
婚約者を殺めてしまったトラビス、ブルーを拾ったジェインの夫ラリー、
白人を憎むフレディとその妹アニータとその恋人の白人のマックス、
フレディの車での事故を介して出会ったジャックとポール、夫とのセックスが苦痛なスージー、
弁護士のウィリアム、ひったくりで出会った少年ソウル、
ジャズミュージシャンのリッチ、女教師ミズ・オフィーリアと娘イライザ
中国人のトニー、差別主義者のメル、
兄を白人に殺させた南部出身のヴィクターとその兄にレイプされ妊娠したノーマ
気のいい女友達アンジェラ、
そしてブラッドとブラッディ、ジュニア。
他沢山の登場人物がいる大長編。
最後まで印象深かったのは「いったい、性は、人間に何を与え続けてきたのか」
という問いであった。
最後の一文、フリー・アット・ラースト、ついに自由。
は初めて読んだ時から今までずっと覚えていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヤスミンってかっこえーーなーー。
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山田詠美大好き。
分厚くってちょっと手を出さなかったけれど、一度読見始めてしまえば、一気に最後まで読めまえて驚きました。
やっぱり、山田詠美さんの文は自分好み。
ジュニアの性格が可愛いよ。 -
理想の女性像としてヤスミンはいいかもしれない…
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ヤスミン…
ジャリだったウチがこんな女だったら惚れるかもと思った人w