フェルメール (新潮美術文庫 13)

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著者 : 黒江光彦
制作 : フェルメール 
  • 新潮社 (1975年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106014130

フェルメール (新潮美術文庫 13)の感想・レビュー・書評

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  • 光の画家とも言われる、フェルメール。
    真作とされる作品を見開きで紹介してくれている一冊。

    その、光の魅力をあまねく伝えてくれます。

    興味を持ったのは、とあるマンガでのターバンの少女にて。
    今でいうカメラの視点を持っていたとのエピソードでした。

    とにかく光の加減や奥行きの表現が印象的で、
    光の画家とよばれる理由が、よくわかります。

    そのやわらかく包んでくれるような光を浴びたくて、
    展覧会などが来ていると、ついつい観に行ってしまいます。

  • (1975.05.05読了)(1975.04.27購入)
    (「BOOK」データベースより)
    本書では、フェルメールの真筆とされる作品のすべてを収録するにとどまらず、さらに、フェルメールの生涯に関する最新の学問的研究をふまえた情報も収めた。

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    【展覧会】
    フェルメールからのラブレター展
    主催:テレビ朝日、朝日放送
    会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
    開催期間:2011/12/23(金・祝)-2012/3/14(水)
    入館料:一般・¥1,500
    入館日:2012年2月3日(金)

    「オランダ黄金期の巨匠、ヨハネス・フェルメール。精緻な空間構成と独特な光の質感をあわせもつ作品群は、今なお人々を魅了してやみません。現存する30数点のフェルメール作品のなかでも、日常生活に密やかなドラマをもたらす手紙のテーマは、重要な位置を占めています。本展は日本初公開となる《手紙を読む青衣の女》をはじめ、《手紙を書く女》、《手紙を書く女と召使い》の3作品が一堂に会するまたとない機会です。さらに、同時代に描かれた、人々の絆をテーマにした秀作も併せて紹介し、人物のしぐさや表情、感情の動きに注目することで、17世紀オランダ社会における様々なコミュニケーションのあり方を展観していきます。」(ホームページより)

    フェルメールの絵を画集やテレビ番組でずいぶん見たので、本物の絵を見たのはどれで、見てないのはどれかの判別がほとんどできない。フェルメールの絵の一覧表でも作って、見たものにいつ見たのかを記入して、確認するしかなさそうです。
    今回展示しているフェルメールの作品は、以下の3点です。
    《手紙を読む青衣の女》アムステルダム国立美術館
    《手紙を書く女》ワシントン・ナショナル・ギャラリー
    《手紙を書く女と召使い》アイルランド・ナショナル・ギャラリー

    手紙にまつわる作品を集めたので、「フェルメールからのラブレター展」となっています。
    女性が手紙を書いたり読んだりしているので、これらの作品の書かれた1660年ごろに、オランダでは、読み書きできる人たちが多数いたということです。日本では、江戸初期ということになります。
    会場には、この頃の手紙の形態が説明してあります。封筒は使わず、手紙の内容を書いた紙を文面を内側にして三つ折りにして、表面になったところに、宛先を書いています。
    代表的な作品の見るべきポイントをビデオで上映していたので見てみました。
    《手紙を読む青衣の女》について、女性の胸元の黄色いリボン、絵の右手にある椅子の鋲の光沢、を見なさいというのですが、ビデオでは拡大して見せてくれるのでなるほどとうなずけるのですが、実物の前に立つと、近くに寄れないようになっているので、残念ながらよく分かりませんでした。
    《手紙を書く女と召使い》では、床の模様や手紙を書いているテーブルにかけられた布の模様、緻密によく書かれています。

    展示の構成は以下の通りです。
    ・人々のやりとり―しぐさ・視線・表情
    ・家族の絆、家族の空間
    ・手紙を通したコミュニケーション
    ・職業上の、あるいは学術的コミュニケーション

    今回の展示の中で、フェルメール以外のよく聞く画家はヘラルト・テル・ボルフ、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーン、アドリアーン・ファン・オスターデと言ったところです。
    (2012年2月7日・記)
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    【展覧会】
    フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
    Vermeer and the Delft Style
    主催:TBS、朝日新聞社
    会場:東京都美術館 企画展示室(上野公園)
    会期:2008年8月2日(土)~12月14日(日)
    観覧料:一般 1600円
    観覧日:2008年8月22日(金)

    昼は混雑しそうなので、金曜日の夜間を選びました。8時までです。
    5時20分ごろ、入ったときは、多少混雑していましたが、出る6時30分ごろはだいぶ空いていました。会期が終わりに近づくと、夜間もきっと混雑するのでしょう。

    「フェルメール展」となっていますが、展示されているフェルメールの作品は、7点です。通常、画家の名前を冠した展覧会では、その画家の作品が、30点~70点ぐらいは並びますが、フェルメールの場合は、確認されている作品が全部で36点ということなので、7点集めるのでさえ大変なことなので、やむをえないことなのでしょう。
    今回展示される作品も、最後の最後まで、確定できなかったようです。
    「絵画芸術」または、「アトリエ(画室の画家)」と題されるウィーン美術史美術館の所蔵品が、出品中止になり、「手紙を書く婦人と召使い」アイルランド・ナショナル・ギャラリーが追加になりました。そのため、「手紙を書く婦人と召使い」の絵葉書は、売っていませんでした。

    朝日新聞に掲載された、写真を見た段階では、残念ながら見てみたい作品はありませんでした。とはいえ、貴重な作品を集めてきてくれた人に敬意を表して、見るだけは見ておこうと、特に期待せずに見に行ってみました。
    フェルメールの作品のほかに、フェルメールの故郷、オランダ・デルフトの同時代の画家たちの作品が展示されています。全部で38点です。ざっと見ると20分ぐらいで見終わってしまいます。
    同時代の画家の作品を見ることによって、フェルメールだけが孤立した独自の作品を残したわけではないことが分かります。
    その中で、特にフェルメールだけが多くの人に好まれるのかということは、この機会に、自分の目で確かめるということになるでしょう。

    「出品されるフェルメール(1632-1675)の作品は、光に満ちた美しい空間を描いた風俗画の傑作《ワイングラスを持つ娘》、現存する2点の風景画のうちの1点《小路》、近年フェルメール作と認定され大きな話題となった《ヴァージナルの前に座る若い女》、晩年の優品《手紙を書く婦人と召使い》、《マルタとマリアの家のキリスト》、《ディアナとニンフたち》、《リュートを調弦する女》の一挙7点です。」(ホームページより)

    《ワイングラスを持つ娘》アントン・ウルリッヒ美術館、1660年、ワイングラスを持ちこちらを向いている娘のドレスの光沢がなんとも見事です。見に来てよかったと思いました。
    左側のステンドグラスは、半開きの窓なのでしょうか?
    《小路》アムステルダム国立美術館、1658年、アムステルダム国立美術館で見たことがあるのですが、もっと小さな作品(30センチぐらい)と思っていたのですが、54×44ですので、意外と大きな作品でした。1974年に見たときより色が鮮やかになっているように思います。
    《手紙を書く婦人と召使い》1670年、右側のテーブルで一心に手紙を書いている婦人の頭巾とドレスの光沢、そしてイアリングの真珠の輝き、写真では分かりません。ぜひ本物を見てください。
    《ヴァージナルの前に座る若い女》個人蔵、1670年、25㎝×20㎝とかなり小さな作品です。手元の「フェルメール」(新潮美術文庫、1975年)には、掲載されていません。2004年に、フェルメール作と認定された作品です。
    ヴァージナルというのは、鍵盤楽器で、小型のチェンバロのことのようです。

    見に行ってよかった。本物には、写真や絵葉書では分からない輝きがあります。
    (2008年8月23日・記)

  • フェルメールの作品の多くに描かれた窓と光。
    彼の描き出す光のしずく。
    その優れた作品を生み出した方法は?
    全32作品の簡潔な解説に加え、
    フェルメールの技法やアトリエなどを記した、
    初心者にもおすすめの1冊。

    手書きPOPより抜粋

  • 作品(解説 黒江光彦)
    光の窓=光の成就 フェルメールの人と作品(黒江光彦)
    年表=フェルメールとその時代
    (目次より)

  • 「真珠の耳飾りの少女」って云う映画をみて買いましたフェルメール。窓を描くことに、意味を見出そうとしていることが伝わってきました。

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