草づくし (とんぼの本)

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  • 新潮社 (1985年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106019197

草づくし (とんぼの本)の感想・レビュー・書評

  • 現代のような華やかな園芸品種が無かった万葉時代は野草こそが花だったのだろうから、人々が身近に愛でていたのは自然な事だったのではないか。文化は受け継がれて後の世の歌に詠まれたり、工芸品や織物に描かれたり、文様になったり、著者は尾形乾山(光琳の弟)がお好きなようで多く取り上げている。一つの草にはいくつもの名称があり、また、一つの名称で複数の草を指すものもあり、どれが正しいと敢えて言わないところが、おおらかだった古人たちに対する著者の尊敬が現われているように感じた。

  • 日本のいろいろな草について白洲正子が解説。豊富な古典、能楽の知識を披露していて普段植物に接していない身でも面白く読める。蓋し日本の伝統文化の理解のためには生物や自然の知識も必要となる。

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