フランス革命の女たち (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106019234

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  • 女装の騎士 エオン・ド・ボーモン
    エスプリの女神 ジョフラン夫人
    最後の寵姫 デュ・バリー夫人
    美貌の女流画家 ヴィジェ=ルブラン夫人
    ロココの薔薇 マリー・アントワネット
    ジロンド派の女王 ロラン夫人
    情熱の女闘士 テロアーニュ・ド・メリクール
    暗殺の天使 シャルロット・コルデー
    優しき革命家の妻 リュシル・デムーラン
    流転の王女 マリー・テレーズ・ド・フランス
    英雄の初恋 デジレ
    についての紹介。
     高校の教科書で習ったフランス革命は氷山の一角であることを痛感した。この革命においての、人類の半分を占める女の役割(一人女装の男がいるが…)をまったく知らなかった。勉強になった。
     エピソードも面白く各人物の歴史的な位置づけもよくわかる。『ベルサイユのばら』の作者でもある池田理代子氏だが、哲学科出身と書いてあって驚いた。

  • さすが池田理代子さんの作品という感じ。漫画ではありませんが、資料が本当に豊富で、漫画とは違った素晴らしさがあります。これだけシンプルでも充実していて、読みやすい歴史人物伝は少ないと思います。

著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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