春信美人画と艶本 (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106020070

感想・レビュー・書評

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  • 今はやりの春画。春画展は凄い反響があったらしいが、行くことができないので、どんなものかと手にした一冊です。
    半分は普通の日本画なのですが、後半は見事な春画本でした。
    そして、昔も今も日本人は好きですね。なかなかな表し方で面白かったです。
    それと、この一冊での私の収穫は平賀源内の一件。まさか春画本を出していたとは…それに付け加え、衆道本という爆弾も付加しているとは思いませんでした。おぉ…ちょっと気になる。あとは日本画家、鈴木春信。平賀源内と仲良くてどこまで御指導頂いたのか。というか、風来山人…へへへ。ちょっと調べたいです。

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著者プロフィール

中村真一郎(なかむら・しんいちろう)1918年、東京生まれ。東大仏文科卒。42年、福永武彦、加藤周一らと「マチネ・ポエティク」を結成し、47年、『1946文学的考察』を刊行する一方、『死の影の下に』で戦後派作家として認められる。以後、小説、詩、評論、戯曲、翻訳と多分野で活躍。王朝物語、江戸漢詩にも造詣が深い。作品に『回転木馬』、『空中庭園』、『孤独』、『四季』四部作、『頼山陽とその時代』、『蠣崎波響の生涯』他多数がある。

「2019年 『この百年の小説 人生と文学と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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