ナイル河紀行 (とんぼの本)

著者 : 野町和嘉

• 新潮社 (1996年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ピヨピヨさんの感想 · 2007年4月11日]

『メッカ巡礼』が特に強烈に印象に残っている、写真家の野町和嘉氏によるナイル河紀行。ナイルの源流から河口までをたどります。

ディンカ族やヌエル族の生活様相からエチオピア生協の聖地ラリベラ、イスラム神秘主義、アブシンベル神殿、ルクソール神殿、カルナック神殿、村や市場の様子、ピラミッドはもちろんのことカイロ市街、ロゼッタ河口など、とにかく今まで触れたことのない世界の写真群が圧巻です。文句なく星5つの満足度です☆

著者プロフィール

野町 和嘉（のまち かずよし）
1946年生まれ。サハラ砂漠などアフリカの乾燥地帯、中国、チベット、サウジアラビア、アンデスなどの撮影に取り組み、国内外で高く評価され、米国報道写真家協会年度賞銀賞、土門拳賞、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞、藤本四八写真文化賞など受賞多数。2009年、紫綬褒章受章。

「2022年 『JTBのカレンダー 世界遺産 野町和嘉 2023 壁掛け 風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」