<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ

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  • 新潮社 (2003年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021039

<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみの感想・レビュー・書評

  • 向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る100冊が、気になって気になって・・・!
    発売当時の装丁の写真でラインナップされてあるのが嬉しい。
    読みたい本がたくさん。壇一雄の「火宅の人」もある。
    それにしても食いしん坊つながりでざっと100冊って・・・本読む人は当たり前の読書量が違うなぁ。すごい。

    あんなに働いていながら、ひまを作って旅に出掛けて・・・
    そのエネルギーの絶対量のすごさは、私ももっともっと働いてからじゃないと、本当にはわからないんだろうなぁ。

  • 1928年(昭和3年)兼高かおる、1929向田邦子、1930俵萠子、(1931高倉健)、1932岸恵子、1933若尾文子・・・、昭和ひとけた、何か美しいだけでなく、重厚な生き様、そして強烈なオーラを感じます。1981年8月、航空機事故で急逝した向田邦子さん、妹の向田和子さんとの共著「向田邦子 暮しの愉しみ」、2003.6発行です。台所の匂い、食いしん坊の器えらび、お気に入りにかこまれて、思い出さがし・想い出づくり、その素顔と横顔の5つの章立てです。本当に猫好きな方でしたね!

  • マミオの恋人。

  • 向田邦子さんが愛した料理、骨董などなどを美しい写真とエッセイで綴るもの。ゆかりの小料理屋はいずれも閉店したんですね、残念。

  • やってあげるのがあたりまえ、余計なことをすると癪に障るような人

  • キリッとした表情に憧れます。
    かっこいい女性です。

  • 学生の時から向田邦子のファンで、「父の詫び状」などかなり読み込んだけれどこれはエッセイ中散々出てきたキーワード「料理」「猫」「旅」についてまとめられた写真集。
    文字だけでももちろん面白いのだけれど、写真で見るとさらに鮮やかに目に焼き付けることができる。
    食いしん坊で全国のうまいものリストを作り、お取り寄せをした品だとか、コラットというタイの猫だとか、旅行先の様子など・・向田エッセイをなぞっていく作業はとても楽しい。
    途中、妹の和子さんの「春は台所からやってくる」というエッセイも昭和の食卓風景をうかがい知れて味わい深かった。

    旬のものを食べ、一つの食材をとことん使い回す。
    「もののしまつ」を知っている人の、「難しいテクニックを使わず、丁寧に、しかもぱぱっと作る」料理。
    ほんとうの料理上手、ってこういう人を言うんだろうなと思う。

    レシピも数点掲載されているが、料理本も出ているのでこちらもおすすめ。

  • 向田邦子の小説やエッセイを読むに当たり、「いったいどんな人だったのだろうか」と予習のつもりで購入。食を楽しみ、自分でも作り、骨董の器に盛りつけ、店も出し、美味しい物に貪欲で、旅も楽しみ、といった自立した一人暮らしの大人の女性という画が浮かんできて羨ましい。この本を読むと、人生を本当にしなやかに、好きな物に囲まれて、締め切りもあっただろうけれど、豊かに暮らすという事を教えられる。常備菜のレシピや愛した器、くつろぐ姿や旅の写真、愛おしんだ猫達といった写真も豊富なビジュアルブック。

  • だんだん向田邦子みたいになっていくんですよ、と後輩にのろいの言葉をかけられても、この本を読むならば、それでも幸福はある、と思ってしまう。
    美しいものを自分のお金と実力で手に入れて、幸福といれる生活なのではないかしら。
    美学がある人は男性でも女性でも、かっこいい。

  • くいしんぼだという共通項だけで
    勝手に身近に感じてしまう彼女の存在。

  • 「オシャレで美しい向田邦子」がたくさん載ってる眼福本。

  • 再再読くらい。食べ物と器とか。自分らしさのコダワリを細部にまでもつひとは完成度高いオトナに見える。

  • 骨董や料理、旅が好きで頑固なまでのこだわりを貫いて生きた人。
    庭で取れた実や植物をちゃちゃっと調理して季節感のある食卓を演出してしまうことはとても贅沢な響きだけれど、考えてみると昔は普通のことだったんだなあ。
    すり鉢をしめったタオルの上に置いて、ゴリゴリと擂っている間、ぐらつかないようすり鉢を押えるのは幼い妹の役目。なんていう描写を読むと、「あ~子供の頃やったな~」なんて懐かしくなる。
    読んでいると台所のいいにおいが漂ってくるような気がして、しばしうっとり。

    向田さんの土っぽい人間ドラマの原点が見える気がする。

  • 向田作品の魅力といえば、そのなんとも肩の力の抜けたでも鋭い感覚と、もうひとつ、随所に登場する食べ物や食事の風景。           もう何度も読み返しているほど好きな『夜中の薔薇』に登場する、    ‘トマトの青じそサラダ‘、‘豚鍋‘、‘葱雑炊‘...                                                  
    自称・食いしん坊だったという彼女、                       妹さんと‘ままや‘という小料理屋まで営んでいたらしい。          どうりで描かれているごはんがどれもこんなにおいしそう。         この本にはそんな向田流レシピもたくさん紹介されているという、     ファンにはなんともうれしい内容になっているのです。            もちろん作品のなかでおなじみのあのお料理も写真付きで!       どれもちゃんと今日の夜ごはんから作って食べられそうなほど      身近でシンプルなものばかりなのだけど、                   みんなが大好き、食べる人のよろこぶ顔が想像できるものばかり。

    たくさんお金をかけなくても、そんなに背伸びしなくても、          ほんのちょっとの工夫やひと手間をかけることや、              好きなもの、質のいいものをたいせつにつかうことや、            なにげない生活も丁寧に、たのしむことで、                  日々のくらしはこんなにもゆたかになる。                                        
    お料理だけでなく、おきにいりのうつわ、絵画、                 愛猫との暮らしぶり、旅の記録など                        自分らしく暮らすヒントがいっぱい詰まった素敵な一冊でした。

  • 09.04月
    鹿児島・東京と邦子の思い出の地を訪ねてみたい。


  • この方の本は、
    本当にいろいろ読みました。

    視点がすごくすきなのです。
    おしゃれで、
    描写がピリッとしていて、
    愛情にあふれていて、
    謙虚で
    圧倒的に聡明で。

    暮らしもぴりっとした感じで、
    愛情と暖かさにあふれていて。
    人柄がすごく感じられる本。

    私が生まれる前に、惜しくも亡くなってしまった方。
    長女で、気が強くて、
    少し似ている点もあるけれど、
    謙虚さや人への思いやりなど、暖かいひとだなぁ、と。
    こうありたいなぁと。

  • 時代を超えて素敵だと思える人

  • なんとなく、今よみたいので覚え書きとして追加しておく。

  • 高島屋の「向田邦子の世界展」に合わせて読む。

  • 憧れの女性像。

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<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみの作品紹介

脚本家、エッセイスト、小説家として活躍する一方、暮らしを愉しむのが上手だった向田邦子さん。手軽でおいしい手料理、食いしん坊ならではの器えらび、終の住処での暮しぶり、行きつけの店、旅…そのライフスタイルには「自分らしく生きるとはどういうことか」を知るヒントがたくさん詰まっています。

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