荒木経惟トーキョー・アルキ (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 92
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021893

作品紹介・あらすじ

高層ビルの谷間、下町の路地裏、山の手の住宅街-。アラーキーがこよなく愛する街・東京を歩けば、美女との出会いがあり、懐かしい昭和の再発見があり、幸福と夢がある。名ショットと名言で綴る、散歩と路上写真の極意。

感想・レビュー・書評

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  • 散歩好き♪写真好き♪には堪らない一冊‼「女と一緒に歩くと、どんどん関係が近くなっていくんだよ。一時間くらいの距離感がいいね。二時間歩くと気持ちがぶつかるから。ー深いね、さすが荒木経惟!

  • 撮った写真の説明をこれだけ言えるのはすごい。

    信号待ちの2,3分にその人の人生が凝縮されている。
    六本木ヒルズは墓標。
    向こうから被写体が来てくれる。
    少女から女になるところの娘。
    モノクロは見る人が色をつける。

  • 何かを探しているのか探してもらっているのか。
    撮影するアラーキーさんは完全に脇役でした。

    街や人自体にそもそも魅力があるから、撮る側がそれに対して演出すると被写体の魅力に蓋をしてしまうのかもしれません。

    クールな写真だと感じるのはなぜだろう。街や人のコントラスト、視覚の山谷。

    スナップは、スルメのような写真だなとふと思いました。

  • ザックリ観た。

  • 逗子図書館で読む。この写真家の名前は知っています。写真集も何冊か眺めました。残念ながら、その価値は分かりません。悪いとは思いません。しかし、よいとも思えません。そこがいいのでしょうか。興味深い写真集でした。品川を街と捉える感覚が理解不能です。あそこは街ではないです。

  • アラーキーが自由人すぎる。

  • 西荻やら日比谷公園やら知っているところがモノクロ写真でおしゃれな感じ。
    東京、かなりクールな感じ。

  • 荒木経惟氏の街角スナップ作品集。

    下町や住宅街に住む人々を中心に、人々の温かさや東京独特の”照れ”を良く表現しているように感じられる作品集です。

    荒木氏の女性好きがよくわかるコメント付きです(^^;。

  • ヒリヒリくるような刹那なテンションで東京を撮り歩くアラーキー。街や人への愛ある眼差しに惹きこまれる。

  • 荒木さんの写真集を見る時は常にノンストップ。栞を挟む間もなく目から脳へ、そして心へとドンドン写真と文を通していきます。読み返すたびに違う印象を得る読書法ですが、今回は「クラクラッ」としました。なんでめまい?

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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