イタリア古寺巡礼: フィレンツェ→アッシジ (とんぼの本)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022234

作品紹介・あらすじ

フィレンツェでいちばん眺めのよい聖堂は?ピサの斜塔はいつ傾いた?シエナはなぜ「聖母の町」なのか?この本は、中世ヨーロッパの美術と歴史を案内する「古寺巡礼」シリーズの2作目です。トスカナ、マルケ、ウンブリアという、イタリア中部3地方の教会を訪ねました。詩人ダンテ、画家ジョット、そして聖フランチェスコ-イタリア史に輝く偉大な3人は、いずれもこの時代、この地域で活躍しました。世界遺産から知られざる美しい村まで、トスカナの教会をめぐり、郷土料理を味わったあとは、心洗われるアッシジの丘へ。教皇が主導し、ヨーロッパ中から優れた芸術家を集めたサン・フランチェスコ聖堂の建設は、中世最大のアートプロジェクトでした。

感想・レビュー・書評

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  • 10座義大利中部的古老教會,修道院的小品。隨著各地受影響的不同,例如在法義街道可能受到哥德式影響,至於靠近亞得里亞海的則有東羅馬帝國的影子,再加上義大利本地的影響(舊的聖保羅大教堂通常是木造天井),各種的綜合非常有趣。比薩斜塔的教會非常美,阿拉伯世界的柱狀是我相當喜歡的樣式,這間教會太適合作樂高了。雖然每間教會都只有簡單的介紹,很難一窺全貌,不過照片拍得很出色,是一本非常有趣的小品。

  • フィレンツェ、サン・ミニアート・アル・モンテ修道院聖堂。眺望もいいのだが、歴史の風格といったものが心を激しく刺激する。ピサのサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂もお見事。荘厳なロマネスク様式の偉観が心のすべてを持っていく。歴史を辿りながら見開きいっぱいに広がる絵画的光景と盛期中世芸術にしばし呆ける。ちょっと場違いな感のあるグルメ情報もお愛嬌。

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著者プロフィール

日本語版監修者:金沢百枝 かなざわ・ももえ
美術史家(特に中世ヨーロッパ美術)。東京都生まれ。インドで育ち、英国で教育を受けた後、東京大学大学院理学系研究科および総合文化研究科博士課程修了。博士(理学)、博士(学術)。東海大学文学部教授などを経て、2020年より多摩美術大学美術学部芸術学科教授。芸術人類学研究所員。
主な著書に、『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(島田謹二記念学藝賞)東京大学出版会、『ロマネスク美術革命』(第38回サントリー学芸賞)、『イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ』共著(以上、新潮社)など。『工芸青花』(新潮社)でスペイン、フランス、スイスなどのロマネスク美術について連載中。

「2023年 『CATHOLICA カトリック表象大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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