若冲ワンダフルワールド (とんぼの本)

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  • 新潮社 (2016年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022654

若冲ワンダフルワールド (とんぼの本)の感想・レビュー・書評

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  • 伊藤若冲の生誕300年が2016年でしたので、今回は本書を選びました。

    読んでいるうちに2017年に突入したのであまり意味がなかったですが。(まあ、今年は酉年なので、若冲は鶏をテーマによく描いてますし、よしとしました。言い訳です。) はじめの方の年表を見て思ったことですが、同じ年に与謝蕪村が生まれているのに、あまり彼は引き合いに出されないなと。2016年若冲展は、日本国内で結構開催されていたのに、蕪村展があまり見かけなかったように思いました。

    個人的に、とんぼの本(新潮社)やふくろうの本(河出書房新社)のようなヴィジュアル本は、絵を多用して見やすいにもかかわらず、執筆陣がその道の専門家なため、内容が詳しいので好きなのですが、本書「若冲ワンダフルワールド」も、若冲の作品が大変詳しく解説されていました。詳しすぎて、ちょっとついていけない絵の特徴とか技法の解説があるのも愛ゆえにかと。

    若冲は京都の裕福な町人の生まれて、趣味としての絵画に耽って過ごし、晩年からは家業の青物問屋当主を引退し、本格的な画業に専念しだしても絵で稼ぐということを目的に絵を描かなかった、まさに幸せな画家のようです。(本分より)

    自分の好きなようにこだわりを持って、細部まで気を配ったからこそ、後世まで引き継がれる大作ができたんだろうなと思いました。

    正直、緻密なまでの繊細さは変態性(失礼な表現ですみません)のなせる技だと思ってたのですが、本書を読んで納得しました。潤沢な資金、若冲自身の絵へのこだわりと生きとし生けるものすべてへのやさしさが根幹にあったのかと。

    大変詳しい絵の解説になっていますので若冲好きの方がいたら本書をお勧めしたいと思います。

    図書館スタッフ(東生駒):homusa

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100394399

  • 伊藤若冲(1716~1800)は、緻密な絵で知られた日本の画家。

    誰にも似ていない。
    ものすごく緻密で入念な考えと描写のこだわり。
    200年以上前に描かれたとはとても思えない。
    絵から解き放たれるエネルギーの量が尋常ではない。

  • 図書館で借りた本。じっくり動植綵絵の解説と絵の拡大版と見所から始まり、犬・猿・伏見人形など絵が盛りだくさんで素晴らしい。水墨画も味わい深いし、京都石峰寺の若冲ギャラリーも面白い。

  • テレビの特集で色彩の美しさと描写の細かさに圧倒され、もっとよく知りたいと購入しました。
    生誕三百年ということで多くの本が出ていて迷ったのですが、版画の黒の深みのある色合いに惹かれ、この本にしました。水墨画を含め、作品を見るという点ではいいと思います。美だけでなく、どこかユーモラスなところもあって面白いですね。
    ただ『乗興舟』の解説のほとんどが漢文の解釈に費やされているのが、この作品に一番惹かれただけに不満です。文章もいかにも学者といわんばかりに固いし。
    若冲の人生は少し触れる程度、人となりに興味のある方には向かないかもしれません。

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生誕300年、これぞJAKUCHU決定版! 《動植綵絵》全幅から初公開水墨画まで名品75点を特別収載。絵が奇なら人生もまた奇なり。若冲っていったいナニモノ? こんなすごい絵どうして描いたの? 当代一流研究者が勢ぞろい、最新知見も加えて、この稀有な絵師の魅力と見どころを丁寧に解き明かす決定版。《動植綵絵》全30幅はもちろん、著色画、水墨画、版画の名品を一挙紹介。ゆかりの寺秘蔵の水墨画8点も初公開します!

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