スヌーピーのひみつ A to Z (とんぼの本)

  • 新潮社
3.74
  • (4)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 118
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022678

作品紹介・あらすじ

漫画『ピーナッツ』のすべてが詰まった永久保存版事典! 宇宙へ飛び、“小さなキリスト”と呼ばれ、ベーブ・ルースとも対決――世界中で愛される20世紀アメリカのアイコン、スヌーピー。その誕生のひみつから、スポーツと文学を愛した作者シュルツの素顔、そしてファンの聖地サンタローザまで、永遠に色あせない漫画『ピーナッツ』の世界をA〜Zのキーワードでご案内します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ワイエスとの親交が意外

  • PEANUTSの各キャラクターのモデルや生まれた歴史、作者のシュルツさんの生い立ちなどが詳しく書かれた1冊です。

    特に、シュルツさんの事は今までよく知らなかったので、勉強になりました。
    この本を読んだ後に、原作のPEANUTSを読むとさらに楽しめると思います♪

    巻末には、PEANUTSのすべてのキャラクターが紹介されているので、面白いですよ。

  • スヌーピーの作者のシュルツさんの生い立ちや人柄をたどりつつ作品やキャラクターを掘り下げる。キャラクターとしてのスヌーピーしか知らなかったけれど、この一冊でかなりの情報を知る。これからスヌーピーを読みたいけど何から読んだらいいか分からない人がきっかけとするには最適な本ては。

  •  スヌーピーがタイプライターで打っている小説の書き出しはいつも同じ。あれには出典があったのか。ブルワー・リットン『ポール・クリフォード』とある。怪奇小説のアンソロジーにしばしば『幽霊屋敷』が採択されるあのリットン。スヌーピーはホラー小説を書いていた?
     アニメ版『ピーナッツ』のジャズ調の音楽を原作者は好んでいなかった。
     YからZへの項目の流れはお見事。
     巻末の登場人物一覧を見ると、連載開始と同時に生まれたキャラクターで、その後 顧みられなくなった者がいて、連載マンガはナマ物だと思い知る。

  • “ピーナッツ”には「取るに足りない」の意味もある(作者ではなく配信会社が命名)。アポロ11号の母船と着陸船にCB&スヌーピーと名付けられたことで世界的に有名に。「失敗したらえらいことだった」/カリフォルニア州郊外都市サンタローザは所々の銅像など目的観光重視。漫画の舞台となるアイスアリーナ(「人ごみが嫌いだった」作者が市民のため’69年に200万ドル寄付して設立、マフィンで朝食が日課)は現役、Xmasアイスショーも続行。初期ルーシーの(子供)レモネードスタンドは米国の伝統。没2年後シュルツ美術館オープン、

    末尾の一覧表に、「校舎」は愚痴をこぼすので入れられているが、「隣家の猫」と「凧食いの木」はない。ライナスの熱愛する担任の“ミス.オスマー”も姿が描かれたことはないので挙げてない。成人で唯一登場したことのある“ジョー・シュラボニク”(CBが贔屓のメジャーリーガーだがCBと同じくパッとしない)が無い。月面着陸先行と同じく黒歴史か?
    感性が鋭敏なほど《戦争=非常事態》で傷つけられる。“国家存亡の事態に馳せ参じる”とは、じつはムラ社会の同調圧力にほかならず現在も…。「ベトナム戦争のあいだには“対レッドバロン”(WW1航空戦のヒーロー)ネタはあらわれなかった」。著者は従軍中に母が亡くなる悲痛な体験、ヨーロッパ戦線での悲痛な体験(『Dデイがなかったら、文明は滅んでいたでしょう…』)(罪に問われなかったが民間人殺害があったらしい)のすえ、アルコール飲料を拒否に至った(よくあった戦功英雄コスプレでスヌーピーが飲む“ルートビア”はノンアルコール)

  • 2018年戌年初の読了の本。こういう裏話は大好きだ。シュルツさんに一番近いのがルーシーとは驚き。アメリカのコミックストライプは大好きだが、シンプルでいながらウイットに富むスヌーピーは傑作だ。読む度に好きになっていく。

  • スヌーピーというよりも、チャールズ・M.シュルツがメインかな。「ひみつ」というほどのものでは無かったので、ちょっと期待していたものと違いました。

  • チャールズ・M・シュルツ(1922~2000 享年77)の「スヌーピーのひみつ A to Z (事典)」、2016.5発行です。1950年から50年にわたって新聞に連載された「ピーナッツ」、意味が不明でしたがw、英語の勉強のつもりで眺めていましたw。ビーグル犬のスヌーピー、可愛いですね(^-^) 飼い主のチャーリー・ブラウン、その妹サリー、ルーシーとその弟ライナス、スヌーピーの親友で渡り鳥のウッドストックなど愉快な仲間たちがいっぱいですね(^-^)

  • ※※※もし時間があれば読んでみると良い本でしょう^_^

    ある時期PEANUTSにはまった事があります。 なのでこの本に書いてある事も少しわ知っていました。 作者チャールズ・M・シュルツの「M」はモンローの略なのだ、とか。(あ、こんなのはPeanutsファンの中では常識ですわなすまぬ)

    でもこれだけ沢山のPEANUTSのキャラクターに直接関わる内容について書かれた本も今まで無かったと思う。 わたしのような往年のファンはこれを機会に読んでみると結構楽しめますよ(^^)

    自慢話なのですまぬ。 じつわわたしは”Snoopy Come Home”という映画のSound Track LPレコードを持っている。これわ自慢だ。誰かがゆづって欲しいと云ってきてもきっぱりと断る。 じつわ今はアナログプレイヤとて無く、白いジャケットを眺めて「あの頃」を思い出す限りなのだけれど。m(_~_)m(すまぬw)

  • "「犬小屋を斜め前方から見せず、真横からだけ見せ続ければ、読者はそれを犬小屋だとやがて受け入れ、でも同時にそれが犬小屋かどうかなんて気にしなくなる。こうしてスヌーピーは犬小屋の上に座ることができる。タイプライターも打てるし、それが滑り落ちることもない。そんな具合にすべてが受け入れられる。すると、スヌーピーが考えて行う何もかもがかなり空想的になって、それをまた子どもたちは受け入れるんだ」"[p.43_Doghouse 犬小屋]

全10件中 1 - 10件を表示

チャールズ・M・シュルツの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
村上 春樹
サン テグジュペ...
エラ・フランシス...
辻村 深月
原田 マハ
宮下奈都
本屋図鑑編集部
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×