さっちん (フォト・ミュゼ)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 160
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106024054

作品紹介・あらすじ

昭和30年代の活々とした子供たちの笑顔。第1回太陽賞受賞の幻のデビュー作ついに刊行。

感想・レビュー・書評

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  • 元気をくれる本

  • 圧倒的。凄すぎ。こんなん誰も超えられないす。

  • 天才アラーキーのデビュー作にして最高傑作。

  • 昭和の下町、超元気なこども達の、つきぬけた笑顔!ヘンな顔!パンツ丸だし!
    「さっちん」見ると、「ま〜、明日も元気に、いくかぁ〜!」って気になる。

  • 昭和37年のガキ大将さっちんと周辺を写した最初期の作品。
    対象との近すぎる距離はいつ何を撮っても変わらない。

  • 名作。復刻版。

  • 歯が入れ替わる前の子、屈託を持ち合わせる前の子。
    そんな子供が子供でいる時を、弾むようなテンポで綴った写真集でした。
    子供達のドアップ写真は、フレームから飛び出るような迫力で、息遣いや独り言がこぼれそうです。
    スナップは年数が経つと更に味わいが生まれると思います。図鑑や教科書よりも、世相や文化を如実に表すでしょう。
    スマホのように気軽に撮影できるツールをを持つ人が多い現代のスナップは、いつかの未来において、予想もしない味わいを持つことになるのかな。
    それは、未来を生きる楽しみになるかも。写真の味わいはスルメのようだなあ。
    写っている子供達はおそらく、撮影当時の年齢くらいの孫がいる状況だろうな。

  • こんな写真見せられたら、ほんと元気になるしかないよ。天才の原点がここにある。人を撮らせたらやはり天才だと思います。

  • アラーキーのデビュー作。

    これ見ると、やはり自由に撮っていいんだなと思える。
    被写体がフレームに収まってない写真もあれば(しかも顔が)、ブレてる写真もある。
    けれどそのほうが、エネルギーがあるというか、表現したいものがより出ているのならそれで構わないんだなぁと。

  • 初心に立ち帰り、目指すべき子どもの未来に
    決意新たにできる本

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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