花散る頃の殺人 (新潮エンターテインメント倶楽部SS)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106026430

感想・レビュー・書評

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  • 女刑事音道貴子シリーズの第二弾は短編集

    第二弾がもう短編集ってちょっとめずらしいよね
    そして1999年の作品

    女性刑事の日常を描いた短編集ですが、なんというかその心の中をすごく細やかに描いてるなぁと感じたしだい
    そしてこの短編集全体から感じるのは「窮屈さ」でした
    同じ女性である乃南アサさん自身が当時感じていたことなのかなぁと思ったりしました

    一方で最近どハマリ中の吉川英梨さんの描く女性刑事から感じるのは「奔放さ」です
    これが時代の移り変わりってやつなのかな?どうなのよ?

    • ひまわりめろんさん
      なんだろなぁ
      いつの時代も男って馬鹿だなぁ~と
      なんだろなぁ
      いつの時代も男って馬鹿だなぁ~と
      2024/02/23
    • 1Q84O1さん
      そして、ひまわりめろん家も1Q家も男が馬鹿ですよ〜
      そして、ひまわりめろん家も1Q家も男が馬鹿ですよ〜
      2024/02/23
    • ひまわりめろんさん
      ほんとそうね!
      ただわいのは演技だけどな、!ヽ(゚∀。)ノウェ
      ほんとそうね!
      ただわいのは演技だけどな、!ヽ(゚∀。)ノウェ
      2024/02/23
  • 音道貴子シリーズ2作目です。タイトルに「殺人」とありますが、ミステリーでもサスペンスでもなく、本に書いてある通り『女性刑事の捜査と日常を描いた連作』でした。緊迫感がなく事件性もあまりないので、「刑事物」+「殺人」と思って読むと期待はずれな感があります。個人的には4作目の「長夜」が意味不明でした。結局だから最期はどんな最期だったの?現実味のあった女刑事が現実味のない事してて、うまく掴めませんでした。殺伐としてないので、読みやすいです。

  • 音道貴子刑事シリーズ 第2弾。

    今回は連作となっています。

    ・あなたの匂い
    ・冬の軋み
    ・花散る頃の殺人
    ・長夜
    ・茶碗酒
    ・雛の夜

    音道刑事のゴミがあさられるストーカーチックな話や、援助交際をしている女子高生の暴行事件など。

    熟年夫婦の変死事件に隠されていた、悲しい過去を描いたタイトルにもある「花散る頃の殺人」が良かったです。

    舞台が立川周辺なのも親近感がわきます。

  • (収録作品)長夜/茶碗酒/花散る頃の殺人/雛の夜/冬の軋み

  •  「凍える牙」で好きになった音道貴子シリーズ。
    ミステリーが苦手だった私が夢中になった、「凍える牙」の主人公のシリーズということで、これも苦手な短編だったけど楽しめました。
     これからどんな活躍をして出世?して行くのか?楽しみになりました。

  • 音道刑事シリーズ第2弾。短編集。

  • 私は自分の家族が好きなので、音道さんが家族との関わり合い方に困っているところを読んでいると、無くなったら淋しいのに…。と、えらそうに読みながら思っております。
    まぁ、くどくど言われたら、もう~。とも思ってしまうのでしょうが。

  • 音道シリーズの連作。再読。

    滝さんがいるのがうれしい!!!

  • 音道貴子シリーズ  短編集

  • 音道貴子刑事の機捜最初の頃の事件簿・連作。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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