写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)

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著者 : 北森鴻
  • 新潮社 (2005年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106026584

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写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)の感想・レビュー・書評

  • 神社本体が付属物で鳥居そのものが信仰の中心…?
    絵師になりたかった写楽が箱を持ち出した…?
    面白い!
    何故ずっと高杉の名を伏せていたのか。今回も名前を出す前に「…さん」と、思わせ振りな箇所があり、最終話で存在感を増した高杉が気になります。

  • 民俗学ミステリ、第3弾。新しい助手、佐江由美子がレギュラーになったり、事務員の狐目さんが本名を明らかにして謎解きに関わってきたりと、いろいろ新しい展開になっています。その分那智の支配力が薄れてきた感じで、ちょっと寂しいですね。全体的に最後の表題作が美味しいところを全部持って行った感じで、他の話はかわいそう。それにしても「仮想民俗学序説」、すごいですね。民俗学の新たな一歩になりそう。こういう探究を忘れないのが、このシリーズの好きなところです。

  • 蓮杖那智シリーズ3冊目。本書で初めて教務課のキツネ目の男の名前が判明し、かつ出番も俄然多くなる。また、那智と三國の距離も少しだが、また近づいたような気がした。本書表題の短編、「写楽・考」の発想が凄し。

  • 3巻も面白かったーこのシリーズは淡々としてるとこが好き
    時々カタカナ混じりの口調とか気になるんだけど今回は最後の一文がめっちゃ気になった…あれはない…

  • シリーズ第三弾。
    短編集で物足りなかったが表題作は面白かった。
    他の方の感想を見ているとシリーズ外で読んでおくべき作品があったようで残念。

  • 蓮丈那智フィールドワークシリーズ第3弾。
    話の展開がやや強引というか、急に降って湧いた感じもあって最初は??という感じでしたが、後半はなかなか面白く読む事が出来ました。
    謎の提示がイキナリな感じですが、謎解きに至っては今までのシリーズ同様に楽しかったです。

  • 短編が4話でどれも面白かったです。タイトルはその短編の1つですが、「写楽」という点ではちょっと肩すかしだったかな。という気はしました。写楽では島田荘司さんの本が一級品というか、一番「ありえそう」な話かなと思ってます。この本で語られる「写楽・考」も根幹の考え方は同じなのかもしれません。ただ、話そのものは「肩すかし」はくらいますけど。

  • (収録作品)憑代忌/湖底祀/棄神祭/写楽・考

  • 写楽最後だけですか
    その謎が読みたかった

  • 表層に囚われては、未知を射抜くことはできない。理性に拘泥しては、あり得べき真実に至ることはできない。想像を放棄しては、歴史を覆すことはできない。まったく新しい切り口で「あの絵師」の謎に迫る、民俗学ミステリ、シリーズ最新刊。またしても暴かれる歴史の闇。異端の民俗学者が、日本美術史上最大の謎、「あの絵師」に挑む。

    ------------------------

    「憑代忌(よりしろき)」「湖底祀(みなそこのまつり)」「棄神祭(きじんさい)」そして表題作の「写楽・考(しゃらく・こう)」。先の三篇ともに五十頁程度なのに対し、最後の「写楽・考」は百頁ほどの量。
    最後の話、あまりに長いんで驚いた。もう一篇あるとばかり思っていたからな。けど、その文話に膨らみがあって面白かった。
    那智先生の活躍、読みたいなぁ。

  • 三國さんの弱気度が更に上がった気がする。
    先生と助手の女性陣二人が強力過ぎるのか読んでいてちょっと可哀想になることがしばしば…。

    狐目の人の名前が3冊目にしてようやく明かされたのが一番印象強かったです…。話的には人が死ななくても民俗学的謎解きで十分面白いんじゃないかな、と思うようになってしまいました。

  • うーん?
    北森鴻の本好きなはずなんだけど、期待感が大きすぎたか。

  • 表題作、読んだことあるかも、と思ったけど、知らなかったな。どこかでタイトルを見たような。しかし写楽には謎が多い、って何かで読んだよな。今回、ついに狐目の人が高杉と名前出しした。このシリーズ、まだ続いてるのかな。・・・って何気に検索かけたら、なんと2010年1月に作者が亡くなっていたなんて!結構好きな人だったのに、全然知らなかった!超ショック!いやー、もう新作が読めないなんて。蓮杖那智シリーズ、まだ続きそうでもあったのに。いやー、ほんとびっくり。ショック。いろんなことが飛んだ。この本の感想とか。北森鴻、再読しよう。

  • 異端の民俗学者・蓮丈那智とその助手・内藤三国がフィールドワーク中に出会った事件を集めた短編集。
    「憑代忌」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の4編収録。

    ついに最終巻です。
    そして、気になっていた狐目の彼の名前がついに出てきました。
    それを見て、やっぱりこれが最後なのだなぁ、と寂しくなってしまいました。

    大学に流布した都市伝説と憑代(よりしろ)の変換についての「憑代忌」
    湖の底で発見された鳥居についての「湖底祀」
    日本書紀に出てくる保食神(うけもちのかみ)と破壊される神についての「棄神祭」
    式家に伝わるという絡繰箱と洋人画、そして仮想民俗学についての「写楽・考」

    「憑代忌」の憑代の変換についてと「写楽・考」のラストにでてくる発想は面白かったです。
    ただ、ところどころで読んだことがあるような気がしたのです。
    「棄神祭」で出てくる御厨(みくりや)家と「写楽・考」に出てくる絡繰箱の正体から洋画家と絵師についてなど、なんとなく覚えがあるのですけど・・・。
    ちょっともやもやしています。。。

    でも全体的に、民俗学的には『Ⅱ』のほうが面白かったかなぁ。
    しかしこれで最後なのですね。
    長編が読んでみたかったなぁ。

  • こんなにあっさりした話だったっけ?久しぶりに読むからかな?いつも以上にミクニくんが活躍(?)してます那智先生あんまり出てこない印象に

  • 相変わらずの中編連作民族ミステリー。

    もう3作目だけど、まったく飽きない。
    正直民俗学だけで語ってくれて全然かまわないほどの密度の濃さで、ミステリーなんかいらない。人死ななくていい。

  • 蓮丈那智シリーズ。相変わらず民俗学に関する考察も多く、読んで勉強になる作品。今回は別シリーズのあの人も登場! ……というか、最近の北森作品シリーズものは、ことごとくキャラがリンクしてるなあ。豪華で嬉しいけど。
    この中では「憑代忌」が好き。もうどろどろで恐ろしい物語。事件そのものもそうだけど、三國の写真の謎が……あまりに怖いよなあ。さらにその行動がたいした「悪」として捉えられてはいないだろうところが、最大に怖いお話。

  • イマイチ乗り切れなかった・・・

    なぜかと考えてみるに、今回那智先生が単独プレーで離れて残った弟子二人がメインだからだと思われる
    三國クンも成長してると感じるけど、アシスタントの真由子ちゃんも頑張ってるけど!
    でもやっぱ、那智先生が好きなんですよ!!

    まぁ、それは置いといて話は那智先生がいないせいか推理物としての色合いが強い
    民俗学の考察は少なくなってる・・・残念
    表題作の「写楽・考」は力入ってますね〜
    他シリーズの冬狐堂の人が出てた

  •  表紙が神秘的できれいです。写楽って浮世絵ですよね。どうつながるのかな。 民俗学の舞台で事件が起こるのだけど、骨董の世界を描いた冬狐堂シリーズほど濃くなく、むしろ那智と三國のやりとりに重点が置かれているように思います。 と書きかけてたら冬狐さんが登場。最後のバーは香菜里屋かなって期待したけど違いました〜。  那智さんって「美貌の」と枕詞がつきますが若い感じがしなかったんです。そしたら狐目の事務局員と20年前に大学院生だったという話が出てきて、納得しました。考えたら二十や三十で助教授のはずがないか。 最後まで止まらず読んでしまいます。短編4本に分かれててよかった。

  • 旗師・冬狐堂と世界がリンクしてるんですね。民族学ってどれくらい盛んな学問なんでしょ?

  • 好きなシリーズ。
    民俗学に興味を持つようになる本。
    ただシリーズを通して同じ記述が多く飽きる面もある。
    話はとてもよく出来ていて、先の展開が読めない。

  • 考え方が斬新だね〜

  • 「蓮丈那智」シリーズ第三弾。安心して読める内容。

  • 表題作はそこ行くのかぁ…強引過ぎるしソコ民俗学じゃないよ、狐目さん…というかんじ。そも、写楽について考察してないのが反則だぁ!民俗学が描かれているようで意外と考古学チック。佐多ちゃんがミクニのお株を奪った!   那智先生にもっと文章に出て来て欲しいです。

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表層に囚われては、未知を射抜くことはできない。理性に拘泥しては、あり得べき真実に至ることはできない。想像を放棄しては、歴史を覆すことはできない。まったく新しい切り口で「あの絵師」の謎に迫る、民俗学ミステリ、シリーズ最新刊。またしても暴かれる歴史の闇。異端の民俗学者が、日本美術史上最大の謎、「あの絵師」に挑む。

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