海は涸いていた (新潮ミステリー倶楽部)

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著者 : 白川道
  • 新潮社 (1996年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027437

海は涸いていた (新潮ミステリー倶楽部)の感想・レビュー・書評

  • なんだろう、悪いやつもいるけど、根っからの悪者じゃないというか、けっこうどいつも真っ直ぐというか。何人か小悪党がいるんだけど、それ以外の人は、ヤクザも警察も皆人間できている人ばかりで、なんというか、ちょっとファンタジー?

  • 日本推理作家協会賞候補(1997/50回)

  • 定められた筋道を邁進してゆく小説だった。読みやすく面白い。日本語の妙はない。キャラクターがたっていて、お芝居的な、物語り的な感じ、作者の思想がわたしには読めなかった。

  • 男の美学、刑事もヤクザも格好良すぎ泣けるぜ.

  • 都内に高級クラブ等を所有する伊勢商事社長、36歳の伊勢孝昭は暴力団に会社の経営を任されていた。彼には殺人の過去があったが、事件は迷宮入りしていた。しかし、孤児院時代の親友が犯した新たな殺人が、その過去を呼びおこし、警視庁・佐古警部が捜査に当たる。そんな折、伊勢はヤクザ同士の抗争に巻き込まれて―。天才音楽家の妹と友人を同時に守るため、男は最後の賭に出た。

  • ほんと主人公がかっこいい。

    こういう生き方は嫌かもしれんが、
    思想、行動力などに憧れる。

  • グッとは来るけど、夢中になって読みはしなかったな。

  • 生き別れになった主人公の妹を守るために幼なじみが起こした罪をかぶり、過去の自分の罪とともに背負って死んでいく。
    追っていた警官もそれを望む。
    こうするしか落ち着き先がないという、どうしようもない事が世の中にはあるということか。

    主人公が格好良すぎる。
    いるのか!こんな人。
    と、小説にも関わらず読んでいて突っ込んでしまった。

  • ヴァイオリニストの妹の秘密を守り、幼なじみのかたきをとる。名前を変え、殺人を隠し、暗い過去を抱え、刑事に追われ続け、どうなっていくのか・・渡辺謙と役所公司の映画『絆』の原作。

    すっごいハードボイルド。だけどおもしろかったよ。やくざの世界とか警察がこんなに美しい(?)のかどうかは疑問だけども。

  • 幼少のときに生き別れになった妹である薫の幸せを守るため、兄の哲郎は罪を負うことを決意する。
    哲郎の自らの幸せを顧みない生き方、周りの人を思いやる優しさに心を打たれた。
    周りの人も、そんな哲郎の力になるべく、精一杯協力する。
    なのに、なぜこんなに悲しい結末になったんだろうか。
    一人の幸せのためにこんなに犠牲が必要なのだろうか…。

    影ながら薫の幸せを願う哲郎。薫と哲郎のために殺人を犯す伸二や千佳子。警察の佐古までもが哲郎の意志を尊重し、薫にだけは知られぬよう捜査をする。
    薫の幸せは、多くの弱き者が支えられていることに感動した。
    ●普段の生活では気付きにくいけれど、俺もきっと同じように支えられているに違いない。

    妹の薫の人物像についてはほとんど描写が無く、セリフすらない。
    ●3歳のときに生き別れた妹に対して、人は哲郎ほどに献身的になれるだろうか。
     この点にはリアリティを感じることができなかった。

    ☆きっかけは八方美人な書評


    読了日:2010/05/16

  • 救いがないのって辛いですね。そこに美学を感じられるタイプではないのだよ、オレは。

  • やくざに向かない気性でやくざの世界を生きる、彼の切ない生き方に、ぐっと来るお話です。

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