そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)

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著者 : 森博嗣
  • 新潮社 (1999年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027611

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森 博嗣
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そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)の感想・レビュー・書評

  • 明石海峡大橋と阪神大震災をモデルにした、非常に残念ながら卑怯とも言える後味を残す、C級ミステリー。

     アイデンティティだったかなぁ、モーテルでの多重人格の映画。あの感じだが、映画はラストの現実世界でのキレがすばらしかったので、卑怯とは思わなかった。この作品の最終章は、まだ非現実世界が描かれる。少しくどい。

     ディックワールドのような、どっちが真実なんだ?ってな問いかけをにおわすものの、読みようによっては、作者が最後に物語を捨ててしまった感じを受ける。残念。

  • この作家さんは、タイトルがいつも良くて。つい、手にとってしまう。
    そしてこれは、読んでる内に「あれ?これ、読むの二回目だ」と気づいた一冊。(笑)余程このタイトルがお気に入りらしい、私は。
    でも、二回読んだけど二回目も、ちゃんと楽しめました。

    密室ミステリ物……それも、閉ざされた山荘とか孤島系(本書の舞台は山荘とかでは無いですが)はやはり面白いです。謎解きももちろんだけど、外部と遮断された場所での殺人事件という極限状態における、登場人物たちの心理変化なんかも物語を盛り上げますから。

    そんでもって、「二人だけ」になったのは、あぁーそういうことかぁというオチになってました。すっかり騙された……というか、気付かずにラストまで読み進めてしまった。絶対何か仕掛けがあるとは思っていたのだけど。
    二回目も、すっかりそれを忘れていて、ラスト近くになって、あぁーそういうことかぁ……と思いました。進歩ない。(笑)

  • 2015年11月25日読了。
    とても面白かった!・・・けど、ラストはあれじゃない方が・・・。

  • すごい。
    と、読み終えてすごく興奮。
    ミステリーに対して苦手意識のある(…というか、あまり好みではない。)私が、珍しく読んだミステリーだったが、どんどん続きが気になって読み進めていた。
    バルブ内での緊張を、我が事のように感じられたにも関わらず…どんでん返しに振り回された。
    読み終えた後も、何だか信じられない。
    森博嗣氏、頭いい。

  • ラストがあまり納得出来なかったけれどまあまあ面白く読めた。やっぱりクローズドサークルものは夢中になって読んでしまうなぁ。

  • 密室殺人の話なのですが、なんとなく今のライトノベルに通じるような「匂い」を感じました。

    天才で盲目の兄を演じる「弟」と
    その天才の助手の姉を演じる「妹」

    語り手を両者入れ替えながら物語が展開していくのですが、何故そんな手法をとったのかは後に分かります。多分「ああ、なるほどね」となるはず。ヒントは散りばめられていたんですけど、私は最後に気がつきました。

    しかし、ラストは何が正しいのか分からなくなりますね。
    でも嫌いじゃないよ。

  • コッテコテの森ワールド作品。
    再読だったので、注意深く読んだけれど、油断も隙もない。

    激しくネタバレしたくない一冊。

  • 【推薦文】
    大きな海峡大橋を支える柱の中に内密に作られたバルブと呼ばれる空間。そこに天才科学者や建築家など6人が集まった。プログラムの異常により密室になったバルブで次々殺人が起こる。犯人はだれなのか?自分が信じている世界に対して考えさせられる作品。
    (推薦者:機械科学科 B4)

    【配架場所】
    すずかけ台: 3F-一般図書 913.6/M

  • あたたかい話です. ハードボイルドなミステリー作品で、森博嗣さん作品は少年ものよりもこっちの方が好き. 実際戦慄しますた

  • 持っているのは新潮社のハードカバー

    結局何が真実だったのかは読んだ人の感じ方次第なのかな…と。
    ひっくりかえしてひっくり返されてまたひっくり返された感じ?

  • ミステリーものだったけど、
    単なる主人公の妄想?

    刑事役の人の手記が現実に起こった現象
    なんだろうが。。。

    オチが妄想っぽい感じだと
    何でもありな希ガスる。

  • 落ちが好きじゃなった。
    その前で終わらせとけば個人的に森で一番の傑作だと思ったのに

  •  
    密閉された空間で起きた殺人事件。
    次々起こる事件のなかで増える死体の数。
    最後に残ったのは彼と私の二人だった。さて、犯人は…?というお話。

    森さんにしてはすっきりしないお話でした。
    盛り上がりすぎたのか。

  • 森さんはやはり長編がいい。
    あと、全然関係ないけど、個人的に橋という構造物が好きなので、巨大な吊り橋を支えるアンカレイジの中という舞台設定はとても好みだ。
    ミステリとしても、正統派な感じがして好ましいです。スタンダードにミステリを楽しめる一冊かと。

  • ラストにきて「えっえっ??」と思ってしまった。
    いったい真実は?
    読み応えがある本でした。

  • 帯やらネットの内容紹介に最初からタイトルの「二人」が誰か分かっていたので、最後トリックが説明されて、え?っとならないよう色々な疑いを持って読むが、それでも最後はえぇ?!とページを戻してしまう結果になった作品。
    私の中でこうかな?という答えは出ているけれど、人によっては違う答えだろう。それがこの作品の面白さだと思う。
    とにかく続きが気になって一気に読み進めてしまった。

  • マルチエンディング形式と言える作品かな。

    天才のひとの代わりにそっくりさんがクローズドサークルで過ごしてその中で起こる殺人の話。秘書と本人のどちらもが代役を務めているという構成。

    原子力に対する言葉がとても良い

  • 大学に入りたての頃に、読んだ本。

    ラストの難解さに某然とした。

  • 久々に大掛かりな、アホらしいトリック。謎の設定は抜群なだけに、やっぱりこれくらいはしなきゃならなかったのかな。こんなことする奴は絶対いない。この人の文章、苦手。

  • 2000年版本格ミステリベスト10位。やっぱいまいちだった。結局どういうこと?男の妄想だったってこと?何か気に入らないラスト。この作者、やっぱ苦手だなー。最初の方でちょっとやめようかな、と思ったんだよね。科学部分というか、理系丸出しについていけない。

  • 物語にぐいぐい引き込まれて、一気に読めた。
    面白かったけど、トリック(と言えるのか?)は突飛すぎてる。。。
    読み終わっても疑問が残った。

  • 始めての森博嗣。
    ものがたりは加速するわ、トリックもいいわ、オチもある程度?
    始まりになる作品になりそう。

  • 2001年6月27日読了。

  • こんなレベルの機密を前にしては、謎解きも真相もなんら意味を持たないような気がする。それはそうと、この、読了後に疑問符しか残らない感覚はなんだろう。。

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そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)の作品紹介

全長4000メートルの海峡大橋を支えるコンクリートの巨大な塊"アンカレイジ"。内部に造られた窓ひとつない空間に集まった科学者・建築家・医師の六名。プログラムの異常により海水に囲まれ完全な密室となったこの建物の中で、次々と起こる殺人…。最後に残ったのは、盲目の若き天才科学者とアシスタントの二人だった。犯人は、私?僕?それとも-。

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