鎖 (新潮ミステリー倶楽部)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 222
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027666

感想・レビュー・書評

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  • 厚い本を読みたかったんで選んだけど…面白い!!引き込まれます。

  • 主人公は音道貴子。
    刑事である。
    ある殺人事件の捜査をしていたのだが、組んだ相手が悪かった。
    星野と言う男はエリート意識が強く、
    貴子も我慢をしていたのだが、とうとう衝突。
    聞き込みを別々に行うなど、非常識な行動をされられた。
    それが最悪な事になってしまうとは。
    貴子にとって滝沢(『凍える牙』での相方)の存在がとても大きいという事が読んでいるとわかる。
    星野みたいな刑事が日本を守っていると思うと哀しくなるよ、全く。
    読んだ日:2004年04月10日

  • 音道貴子さん拉致られるの巻。分厚い本だけど一気に読めました。滝沢刑事の気持ちがわかるわ。

  • ものすごく厚い本です。「凍える牙」の主人公で女刑事貴子の続編話と分かると、あの白バイ乗り回してウルフ犬追っかけてた気の強い貴子が人質になってる様はハラハラドキドキでした。分厚いにも関わらずアっという間に読めます

  • 私が泣いた数少ない名作です

  • 音道貴子刑事シリーズ。
    占い師夫婦と信者夫婦が惨殺される。音道はコンビを組んでいた若い男と衝突し、やむなく単独捜査をする羽目になる。だが、捜査中に何者かに誘拐され監禁されてしまう。極限に立たされた警察官としての音道と、一人の女性としての音道の心の葛藤の描写がリアルで一気に楽しんで読めました。「凍える牙」の滝沢刑事もでてきます。

  • 550ページ弱あるんですがあっという間に読み終えて、読後感が爽快!!
    鎖と言う題名がここからきてるのか〜ときっと思います。
    巧い題名の付け方ですね。
    音道刑事がとても魅力的で、続編が沢山出ているのも頷けます。

  • 音道貴子シリーズ第3弾。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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