大人になるための思想入門 (新潮選書)

著者 : 新野哲也

• 新潮社 (2002年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「あきらめの悪いひと」「自分探しや反省ばかりしているひと」「夢や希望を追い求めているひと」-こんなひとは大人になれません。大人は現実をまっすぐに見据えつつも、なりゆきに身を任せる覚悟を持ち、身の回り半径十メートルの小さな世界を大事にする。慌てず、惑わされず、落ち着いた毎日を送るためのヒント満載。心に余裕が出てくる人生論。

感想・レビュー・書評

[ytkssnさんの感想 · 2019年5月22日]

37459

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2016年5月14日]

人は意識ではなく行動を通してのみ自分が何者か世界は何たるかを知り得る。自分を抑えると粋という余裕が生まれ、目一杯に振る舞うと野暮という過剰がハミ出す。欲望の半分は虚栄と妄想である。上澄みの半分を切り捨てると慎ましい本当の欲望が残る。どんな立派な大人の心も少年の「元気」「素直」「勇気」という三本柱の上に構築されている。ムードや個性、気配はその人の余裕の形である。余裕のない人は一様に没個性的である。

[momishinさんの感想 · 2010年1月13日]

十分の一くらいはいい意見だなと思えた

[sakurateさんの感想 · 2005年11月6日]

会話入門な気がしなくもないです。

[emoricaさんの感想 · 2005年5月9日]

はやくおとなになりたいです。もう３１さいですが。