謎ときシェイクスピア (新潮選書)

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著者 : 河合祥一郎
  • 新潮社 (2008年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106036019

謎ときシェイクスピア (新潮選書)の感想・レビュー・書評

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  • 「シェイクスピアは誰だったのか?謎めいた全体像を明快かつスリリングに解き明かす。」 ということで、「『成り上がり者のカラス」 はシェイクスピアではなかった!』 は、とても面白かったです。
    ただ、シェイクスピア(劇)好きであっても、シェイクスピアが誰かに興味がある人ばかりとは限らないし、まして、ミステリー好きが楽しめる本だとは思いません。
    そもそも、著者の目的は、シェイクスピア学の 《常識》 をひっくり返すところにあるので、シェイクスピア学に興味がなければ、ただただ退屈なだけです。
    そのうえ、往々にして言葉が滑ります。「推理探偵のように、安易な憶測を排し...」 とか、具体的に誰のことなのか?と聞きたくなります。正統派シェイクスピア学者とは?
    「これからの批評のあり方」 については概ね賛同します。「テクストの向こう側には失われた時間があり、もう一度時間の中へテクストを返してやらなければならない。」 と私も思います。
    さらに望むとすれば、戯曲である以上、そのテクストがどういうふうに実際に上演されるのか、時代背景に疎い現代の観客に、何をどう演じるのかにも興味があります。戯曲も物する著者だけに、その辺のところの本もぜひお願いしたいです

  • [ 内容 ]
    シェイクスピアは誰だったのか?
    その正体をめぐっては、18世紀以来さまざまな「別人説」が唱えられ、今なお論争が絶えない。
    フロイトもマーク・トウェインもオーソン・ウェルズも信奉した別人説の魅力と論拠は?従来の本人説の誤りとは?
    陰謀渦まくエリザベス朝時代を背景に、シェイクスピアの謎めいた全体像を明快かつスリリングに解き明かす。

    [ 目次 ]
    はじめに―疑うことから始めよう
    第1部 シェイクスピアとは誰か(田舎者シャクスペアがシェイクスピアであるはずがない!;六人のシェイクスピア候補たち)
    第2部 ストラットフォードの男の謎(私は私ではない;ウィルはいかにしてシェイクスピアとなったか)
    第3部 「成り上がり者のカラス」の正体は?
    第4部 シェイクスピアとは何か

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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • シェイクスピアは別人説が色々ある様なんですが…
    これは、その内容を検証しシェイクスピアは、誰なのかを解りやすく解き明かしていきます。
    誰もがしっているシェイクスピアが誰かは別にしても時代背景など知るのは作品を読む前の準備運動としても良いと思いました。

  • 「偉大といわれるシェイクスピア、読んでたら気になった謎だったかも」

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