やまと教―日本人の民族宗教 (新潮選書)

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著者 : ひろさちや
  • 新潮社 (2008年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106036118

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やまと教―日本人の民族宗教 (新潮選書)の感想・レビュー・書評

  • 宗教。その響きだけでアレルギー反応が起こるのがどうしてかわかった。自然との折り合いとか共存とか人との関わりだったりとか、自分の宗教観と合う部分が多く、読んで良かった。

  • 日本人の宗教観について、とっても面白く解りやすく解説した良書!!

    日本人は「無宗教」と簡単に言うけれど、道端のお地蔵様に自然に手を合わす姿に、外国人は他のどの国民よりも「宗教観」を持っていると感じるそう。


    その日本人が無意識に持つ信仰心。
    国家神道以前の神道。
    それも、為政者レベルで語られる神道とは区別して
    民衆レベルの宗教としての神道を「やまと教」と定義して解説してくれる。
    ホントにホントに面白かった♪

  • 仏教について知りたくて、手に取った。その想いとは裏腹に神道についてのがほとんどだったけど、日本の日本人に浸透する宗教、神道、思想については学べた。ちょっと想像してた内容とは違ってたし、もう少し初歩的なことが学びたかったからなぁ…。
    もう少し勉強しよう。
    追記:他の仏教本をいくつか読んで、ひろさちやの「やまと教」がいかに優れて、わかりやすい考えだったかがわかった。日本人に根付いた「カミサマ」への信仰心。もうちょっと深めたいな。

  • 日本人の民族宗教ということに対しては
    なるほど~と思いました。
    歴史的な話や先生のうんちくは時々おもしろかったです。

    でも、私はやっぱり仏道の方に興味があるんだな~とわかりました。

  • 日本神道の発生と展開について、民間信仰的側面と国家宗教的側面に分けて読み解く趣向の書。

    前半では諸宗教の概略と比較を叙述し、日本における宗教の展開を簡単に論述する。
    後半では、日本の民間信仰(著者はやまと教と呼ぶ)について、語意や文学作品の引用から、独特ながら分かりやすく分析する。

    著者のスタンスは非常に明確で、彼の論述の裏に表に見え隠れする近代批判、そして国家宗教、国家イデオロギ批判が面白い。
    本格的な宗教本ではなく、日本の宗教民俗学入門の書、あるいは今の社会思想と過去のそれとの比較論述として簡単にかかれた本として面白い。その内容の真偽は真であれ偽であれ、面白いものは面白いのである。

    いや、そんな堅いことではなく、もっと気軽に宗教について考えてみる本として十二分に楽しめるに違いない。この一冊をきっかけにいろんな本に当たって、日本の宗教思想史について想像を膨らませるのも面白いだろう。

  • 宗教とは人々に人間としての生きる道、生き方を教えるものである。そしてときには強い力でもって人々にその道を強制する。
    ユダヤ人はユダヤ教徒は神の奴隷になってしまった。神から人間への一方的な命令。人間はそれに従うだけ。
    キリスト教徒というのは、イエスの教えを信じた人。イエスはユダヤ教徒だった。
    弥生文化は稲作文化ですが、稲作のためには大きな政治権力が必要。
    ユダヤ、キリスト、イスラムといった一神教が発症したのは砂漠の土地。砂漠の人にとって自然は的であり、彼らはそれと闘って生きる。
    気にしない、気にしない、それが触らぬ神にたたりなし。
    ありがとうの感謝の祈りがやまと教の祈り。
    やまと教の神様は、気。キであり、ケであり、空気。だから至るところにある。宇宙は気で十万している。我々人間の内部にも気がある。この人間のうちにある気と外部の気がうまく共振すると元気になり、陽気になり、やる気が起こる。
    宇宙は気で満たされている。その気とリズムを合わせながら生活sる。それがやまと教における人間の生き方。

  • やまと教自体は実在しないけど、民衆の間で盛んに信仰された神道のお話。入門書。

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やまと教―日本人の民族宗教 (新潮選書)の作品紹介

明治以降の国家神道はニセモノ宗教、現代仏教はインポテ宗教だ!本物の宗教は、古来より受け継がれた民衆のメンタリティと生活にこそある。仏教、儒教、道教、キリスト教など国家権力によって支配の道具とされてきた外来宗教と、民衆宗教との混淆の歴史をたどりながら、真の民族宗教=日本人古来の精神的基盤を明かす。

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