髑髏となってもかまわない (新潮選書)

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著者 : 山折哲雄
  • 新潮社 (2012年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106037047

髑髏となってもかまわない (新潮選書)の感想・レビュー・書評

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  • 死ぬということについて。良寛や芭蕉から鴎外、漱石、子規、茂吉、賢治まで、先人たちの末期を読み、自らの結末を考える。

  • 願はくば花の下にて
    死に支度の時
    失われた鎮魂のこころ
    それでも山河あり
    ローソクの火が消えていくように
    漱石、最後の願望
    宮沢賢治の末期の声

    鴨長明 方丈記 風 涅槃願望
    インドの乾いた無常観 日本の湿った無常観
    グスコーブドリの伝記
    「暗い科学」と「疲れた宗教」の対置
    「冷たい近代化学」と「誤解から生じた信仰」の対比
    科学に命を吹きこみ、宗教に血を通わそうとする心の軌道(願い)

  • 髑髏となってもかまわない。凄まじい覚悟?

    死とどう向き合えばいいのか、先人たちの事例を丹念に追った著作。

    序章 願わくは花の下にて で始まり、正岡子規、茂吉、松本清張、森鴎外、夏目漱石、宮沢賢治における最期が描かれている。

    最後、ツイッターがわりに書かれている言葉がいい。

    いつなんどき、髑髏になってもかまわない。

    別に死と慣れあおうとしているわけではないのであるが、それはそれでかならずしも悪い気分ではないのである。

    80歳となった山折哲夫氏の気分であるが、62歳である自分にはまだ、時が熟していないような気がいたします(笑)。

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髑髏となってもかまわない (新潮選書)の作品紹介

人は必ず死ぬ。にもかかわらず、現代社会はそれが不浄なものであるかの如く死を忌み嫌う。長生きこそ善とばかりに、いつしか「老病」に怯えながら、安寧の少ない晩年を生きるようになってしまった。死を見つめながら生きるとはどういうことか?死を覚悟した時に輝く生とは?鴎外、漱石、子規、茂吉、賢治、西行、芭蕉ら、先人たちの末期を読み、涅槃を想う。

髑髏となってもかまわない (新潮選書)のKindle版

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