逆説の法則 (新潮選書)

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著者 : 西成活裕
  • 新潮社 (2017年5月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106038099

逆説の法則 (新潮選書)の感想・レビュー・書評

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  • 長期的な得を取るために、短期的な損を上手く取ると良いよ、というのが書いてある本。知り合いからのお薦めで読んで見たけど、いろんな発想の転換のきっかけになるフレーズが多くて為になる。
    車間距離を適切にあけると渋滞が起きにくくなるとか、混んでいる電車があると、1本外した方が空いたのに乗れる、とか利他的な行動を取った方が全体最適になる(フリーライダーがいない場合)とか。全般的にたとえ話や実例が多くて、読みやすい内容でした。

  • 分けるが勝ち、負けるが勝ち

  •  物事には長期的な視野が必要だ。

     ちょうどこの本を読んでいる今は2017年の解散総選挙中。
     北朝鮮がミサイル打ち放題、少子高齢化の深刻化による国難を問う、というものなのだが。
     正直、危機を煽るのは好きじゃない。大嫌いだ。
     さらには消費増税はしないけれど、社会保障費は上げるというばら撒きマニュフェストを全ての政党が掲げている。
     
     世の中は超短期的な政策が好まれる。
     しかし、政治でそれをやることは国難を先送りにしているだけなのでは。
     まともな政党がないこと自体が国難であるとも考えられる。


     本書では「空けるが勝ち」「分けるが勝ち」「かけるが勝ち」「負けるが勝ち」を提唱している。
     長期的視野に立ったときに、果たしてどちらの選択が利するのか。
     短期的視野よりも長期的視野の重要性を説く。

     でも、あんまし面白くなかったなぁ...。

  • 専門の渋滞学を中心とした内容は面白い。

  • あまり期待はしていなかったけれど、やっぱりの内容だった。そりゃ仕方ない。「渋滞学」「無駄学」「誤解学」と全部読んできているから、私自身が考えていること(考えていると思わされていること)と西成さんが考えていることはほとんど同じなのだ。本当を言うと、もう少し数学的な議論を期待していた。対角化の仕方など一般書の枠を超えるということで説明を省かれているが、その数学をなんとか一般の方に分かる(中学数学の)レベルで解説するのが西成先生の腕の見せ所だったのだけれど。このところのパートナーの職場の話を聞きながら、一部のデキる人にばかり仕事が回り渋滞が起こるということを考えていたので、本書にその記述を見つけたときは、でその解決策はと先を急いだ。デレゲーション、他人に任せるということだが、それができないから困っているのだ。自分がやった方が早いと思ってしまうんだものなあ。まあ、夏休みの宿題を初日に終わらす人と、最終日まで持ち越す人との違いかもしれない。どこの職場でも、複数の人が集まって仕事をしていれば、多かれ少なかれ同じような現象があるわけだ。働かない働きアリの話もあることだし、そういう無駄とも思える人間がいることはひょっとして組織には必要なのかもしれない。そう思うしかないか。

  • 多少理解できた。

  • たくさんの事例から逆説の法則を帰納的に導き出した本書は一読の価値あり。人生結局、プラスマイナスゼロになるという筆者の指摘には共感です。

  • 最初は、どうかなと思ったが趣深く読んだ。お先にどうぞ。

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逆説の法則 (新潮選書)の作品紹介

「損して得とれ」「急いてはことを仕損じる」は、数学的に正しい! 経済が縮小傾向にあると、人はつい短期的な思考に陥る。目先の利益を優先させるあまり技術の蓄積が疎かになり、次世代を支える長期プロジェクトも立てにくくなる。10年前に渋滞学を世に問うた数理物理学者が、「長期的思考」がいかに正しいかを多くのロジックで証明。ビジネスに応用できる「四つの逆説の法則」が企業を救う。

逆説の法則 (新潮選書)はこんな本です

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