新書百冊 (新潮新書)

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著者 : 坪内祐三
  • 新潮社 (2003年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100109

新書百冊 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • プレゼント本:茂樹さん

    キャッチ:あぜやん

    町田の本の雑誌関係のイベントに
    行けなかったが、この本をゲットできて、
    さらに貴重な冊子(椎名誠オススメ本40冊)が
    入っていて、町田に行った気分になっている。
    感謝。感謝。

  • この本は時々公共図書館で見掛けるのだが…。 31

  • 本・古本・神保町好きで有名な評論家・エッセイストの坪内祐三が、自らの半生とそのときどきに読んできた新書百冊を重ねて振り返った“読書半生記”である。
    本書では、吉川幸次郎/三好達治『新唐詩選』、渡部昇一『知的生活の方法』、丸山真男『日本の思想』、E.H.カー『歴史とは何か』、加藤周一『羊の歌』のようなロングセラーも紹介されてはいるが、絶版となっているもの、当時でこそ読む価値の大きかった(であろう)ものも少なくなく、間違っても新書本のブックガイドとしてではなく、坪内氏がこれらの新書にどのように出会い、どのように読んだのかを、当時の世相とともに振り返るものとして読まれ得るものである。
    私は坪内氏より少々若い世代ながら、同じように御茶ノ水で浪人生活を送ったが、「私が通っていた御茶ノ水の駿台予備校は、当時、単なる受験合格のテクニックではなく、もっと本質的な「学問」を教えてくれた。特に英文解釈の奥井潔先生の授業はいつも心待ちにした。教壇で奥井先生は例えばT.S.エリオットやポール・ヴァレリーの文学的意味について語ってくれた」というくだりは、なんとも懐かく読んだ。(今にして思えば、当時の私が、奥井先生の意図するところがどこまで理解できていたのかわからないのだが、学生時代のテキストの中で唯一、奥井先生の授業で使った「CHOICE EXERCISES」だけは30年以上経った今も手元に残っている)
    また、山口昌男と中村雄二郎の共著の『知の旅への誘い』に関する、「私がもっとも繰り返し読んだ新書本の一つである。といっても、共著者の中村雄二郎には申しわけないのだが、私が繰り返し読んだのは、二部構成のこの新書本の、山口昌男が執筆している第II部「知の冒険」である」という部分なども、同書を読んだ、その“ぞくぞくするような感覚”には大いに共感するのである。
    坪内氏と同様、神保町すずらん通り(特に東京堂書店)を訪れるのが習慣となっている私としては、こうした本・書籍の文化が変わらずに続いていくことを願うのである。
    (2005年9月了)

  • 70年代ニューアカ時代の空気が感じられて面白かった。

  • 自叙伝。

  • およそ十年前の本.新書を通して著者の読書遍歴を語った本とでも言えば良いか.再読.
    私も新書を読んでいる方だと思うが,紹介されている100冊のうち私が読んだことがあるのは五冊ほど.しかも著者が面白がっていることがまったくピンとこない.
    私と著者が年が一回り近く離れていること,著者の読書が,私の興味の少ない社会学,哲学分野に偏っていることが原因だろう.
    ニューアカデミズムの登場や岩波新書の黄版の全盛期の記憶は私にもあって懐かしかったが,今並べて見せられても残念ながら読みたいと思う本はあまりなかった.

  • 新書の名著、絶版本が並ぶ。

    渡部昇一「知的生活の方法」の深読み。読書案内としての「本はどう読むか」「私の読書法」「読書論」「私の読書」「書斎の王様」「読書戦争」「私の二十世紀書店」。そして新教養主義としての山口昌男「本の神話学」「知の旅への誘い」「流行論」。週刊本としての「映像要理」「感覚の論理学」「無共闘世代」。その他「武器としての笑い」「回想の文学座」「写真の読み方」「映像の演出」など新書の名著、絶版本が並ぶ。

  • 著者が影響を受けた新書100冊を紹介する内容であるが、若者に読書を促す目的にしては、自由気ままに書きすぎた感があり、後半は苦痛だった。著者と近い年代でかつ同じ趣味でないと受け入れられにくいのではなかろうか。

  • ブックガイドとしての役割を期待して手に取った本…だけどこれ、紹介されてるのが基本的に古い。今も手に入るの?的なものもたくさんあるし、少なくとも自分が期待してた内容とは程遠かった。既に十分な読書量があるとか、文学系の仕事しててとかだとこれくらいが良いかもしらんけど、少なくとも自分のニーズには合わなかったす。ってかそもそも、どんなジャンルに関しても、温故知新の有用性に対してイマイチ懐疑的だったりする訳ですが。

  • 新書(版の本)を読むことへの強い思い入れを感じた。紹介されている本、それぞれの時代背景と、その年代に影響を受けた事柄などが表現されている。著者は私より先輩であるが、本文を読むと、記憶が重なる部分があるようだ。私は読書家ではないので多読には至らず、文庫本が主流。出版社の企画にそのまま乗ってしまった、といまになって思う。当時新書のイメージとしてはむずかしい学問を分かりやすく紹介する、逆に専門学への導入と言うイメージがあった。自分が専門としている分野でも過去の経緯からの研究過程が示されていたり、自分の知らない事を補うためには、好適であったと思う。

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