自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)

  • 63人登録
  • 3.00評価
    • (1)
    • (3)
    • (19)
    • (3)
    • (1)
  • 13レビュー
著者 : 半田滋
  • 新潮社 (2003年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100277

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 日本が北朝鮮と戦争になったときどうなるかを
    リアリティをもって描き出している。

    自衛隊の無力さ、国民の危機意識の欠如。
    本当に戦争になったとき我が国は耐えうるのか。

  • 内容からすると題名には違和感があるが、北をめぐる周辺事態に対する現実的な問題を冷静に考えさせてくれる。
    はやく言霊主義から離れて、北の崩壊、暴発にそなえた手立てを事前に確立するための法整備を急ぐ必要がある・・・、20年前から変わらぬ課題だろうが。。

  • 古い本を読んでしまった。
    問題は難民。
    満足度5

  • 内容に偽りあり、と皮肉につぶやくべき本かな。
    現代的なドンパチと、戦略レベルの駆け引き。
    そういう「戦争活劇」を期待して読み始めると、
    えんえんと法整備の話を読まされることになる。

    現実問題として戦争というのはそういうものだろう。
    それは日本が特に自衛隊という特殊な環境にいるから、ではなくて、近代組織を動かすということはこういうことで、米軍でも、旧軍でも、19世紀の英軍でも、同じ事だろうと思う。そりゃ問題の形はそれぞれ違うだろうが、本質は同じだろう。

    もっというと、近代の問題ですらないのかもしれない。
    源平の戦いというと義経を想像したり、もしくは頼朝と後白河法皇の戦い、もしくは貴族社会から武士社会への歴史の転換・・・という壮大なドラマに思いをはせるが、当時の戦争のリアリティは、官僚や幕僚の莫大な事務仕事だったんだろう。

    あと、戦争のリアリティというと、難民。
    軍隊よりも難民のほうが戦争の本質かもしれない。

    あきれ返るほどの事務仕事と難民。
    戦争の真実はそうだと思ったら、たしかに戦争する気はなくなるな。

  • [ 内容 ]
    第二次朝鮮戦争勃発!その時、自衛隊に何が出来るのか。
    何が出来ないのか。
    防衛庁が作成した極秘文書『K半島事態対処計画』にはその全てが書かれていた。
    北朝鮮軍の実力は?
    原発がテロ攻撃されたら?
    弾道ミサイルは防げるのか?
    武装難民が大量に上陸してきたら?
    隣国で「本物の戦争」が起きたときに、日本はどうなるのか。
    単なる戦争シミュレーションを超えた真実がここにある。

    [ 目次 ]
    第1章 震える日本列島(情報を集めろ 狙われる原発、米軍基地 日本海で経済制裁)
    第2章 開戦前夜(在留邦人救出計画 なだれ込む難民 とめどない米軍支援)
    第3章 戦争(日米韓の共同訓練 恐怖の弾道ミサイル 北朝鮮軍の実力)
    終章 宿命の迷走(日本を守ったのか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ミサイル防衛システムは、ミサイル破壊した時の破片で被害にあうらしいねー。

  • 鉄ではデジタルに勝てない。

  •  防衛庁が1993年に作成した極秘資料『K半島事態対処計画』をベースに、周辺事態法や有事法制関連法などを加味して、北朝鮮が暴発して第2次朝鮮戦争が起こる場合の自衛隊や米軍・韓国軍などの動きや、開戦前の動き(経済制裁、難民支援など)をシミュレーションした本。
     計画では、防衛庁と公安との省庁間の縦割りの弊害や、国際的に日本海沿岸で経済制裁を発動した場合に起こる禁輸措置問題、戦争開戦前/開戦時になだれ込む難民の対応、ミサイル防衛(MD)、物資調達など(特に日米での軍事関係←憲法9条からの集団的自衛権の行使の禁止による制限)、現在の防衛法制の欠陥・不備が顕わになり、自衛隊が機能不全に陥り、自衛隊が国民や国土など防衛できないと結論づける内容になっている。
     著者は経済制裁や集団的自衛権行使のための改憲の前に、北朝鮮や中国など、脅威となっている国とどのように付き合うか<戦略の明確化>が先決だと言う。別に北朝鮮との戦争に関わらず、突然のテロリズムのように、有事が発生した際にどのように対処するかを、自衛隊を認める人も認めない人も考えるべきだろう。
     特に自衛隊を認めない人々は、「有事が起こらないように平和的に話し合いをするべきだ」とする予防外交だけでなく、「起こったときにどうするか」という対処外交戦略が十分ではないと思われている。また、北朝鮮に対して経済制裁を行うべきだと考える人は、経済制裁を発動した場合、本著が示しているような中長期的な問題をいかにして解決するかの戦略・構想を具体的に示す必要があるだろう。さもないと、経済制裁が効果的に機能しなくなるからだ。
     ともかく、本著では、「<平和>を希求したければ<軍事>を知れ」とはまさにこのことだと感じることができた。ただ、本著では作戦名や兵器名などの軍事用語が多く出るので、大まかな地図や図表が欲しかった。それが残念だ。

  • 防衛庁が作成したとされる「K半島事態対処計画」に基づき、日本がどういった事態に対してどこまで出来るかをシミュレーションした書物。出版されたのは3年前だが、現在の状況からすれば非常にタイムリーな本だと言える。

  • 防衛庁極秘文書「K半島事態対処計画」をもとに第二次朝鮮戦争に備える自衛隊の指針・実力について解説されていた。第二次朝鮮戦争が勃発するとき、「情報収集」、「邦人救出」、「日米韓連携」および「難民対策」など戦争以外にも多くの課題(法整備など)が山積されていることを理解できた。興味深く読めたのは、シュミレーションやエピソードを中心に説明されていたこと。これによって防衛庁極秘文書内容をドキュメンタリ形式でイメージできたため、理解の助けになったと思う。

全13件中 1 - 13件を表示

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)の作品紹介

第二次朝鮮戦争勃発!その時、自衛隊に何が出来るのか。何が出来ないのか。防衛庁が作成した極秘文書『K半島事態対処計画』にはその全てが書かれていた。北朝鮮軍の実力は?原発がテロ攻撃されたら?弾道ミサイルは防げるのか?武装難民が大量に上陸してきたら?隣国で「本物の戦争」が起きたときに、日本はどうなるのか。単なる戦争シミュレーションを超えた真実がここにある。

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)はこんな本です

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)のKindle版

ツイートする