モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ (新潮新書)

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著者 : 篠田達明
  • 新潮社 (2003年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100352

モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 読書録「モナ・リザは高脂血症だった」3

    著者 篠田達明
    出版 新潮社

    p98より引用
    “綱をぐるぐる巻きにした上に座る道真は目を
    みひらき、歯噛みしていきどおる。一方の手に
    にぎりしめた笏を他方の手で抑えつけ、全身に
    怒りをみなぎらせる。いまにもぶちぎれそうな
    生々しい画像である。”

    目次より抜粋引用
    “あの「名作」に隠された"病い”
     壮絶なる戦国武将たちの肖像
     贅沢病ぞろいの平安・鎌倉
     江戸っ子たちの"生活習慣病"
     西洋からの"病気カルテ"”

     医師であり作家である著者による、歴史上の
    人物たちの肖像画を医学的に見た一冊。
     モナ・リザからセザンヌまで、肖像画にわず
    かに表れる特徴を読み取って、描かれたモデル
    の持病や症状を推察しています。

     上記の引用は、菅原道真公の肖像について描
    かれた項での一節。掲載されている肖像画を見
    ると、ほとんどの人が見ても、この人は怒って
    いるということが分るような、憤怒の形相で
    す。梅の木も雷が自分の上に落ちるのが嫌で、
    飛んでいったのかもしれないなと思えてきま
    す。
     世の中のお医者さんが、こうして見て触ると
    いうような簡単な方法で、病気を特定出来るよ
    うな人ばかりであったらいいのにと思います。

    ーーーーー

  • タイトルが目を引く本。現役の医者が世界各国の絵画や彫像を、医者の観点で解説をするという内容。例えばモナリザの目のふちにしこりのようなものがある→「高脂血症の症状→モナリザは高脂血症だったかも」という具合。そのような具合で様々な美術品を医学的にクローズアップするのだが「そんなの、たまたま絵具が余分についただけじゃないの? たまたまそうできただけじゃないの?」と正直言えば思う。が、絵のモデルとなった人の後の話が載っており、また病気に関する説明が詳しいので、なんとなく頷いてしまう。ところで仮絵においての顔の向きに意味があったのは初耳。これは勉強になった。

  • 秀吉、指6本だったんだ..

  • 001.初、並、カバスレ、帯なし
    2011.7.26.津BF

  • [ 内容 ]
    多指症で劣等感に苛まれていた秀吉、急性驚愕反応に襲われた家康、高血圧症の信長、ジャイアント馬場顔負けの巨人である宮本武蔵、重度の糖尿病だった藤原道長、男性型脱毛症に悩むセザンヌ、アレクサンダー大王は筋性斜頚、“ヴィーナス”の外反母趾、「四谷怪談」お岩は上顎癌だった―。
    歴史上の人物たちを、残された肖像画をもとに、現代医学の見地から診断してみれば、アッと驚く素顔が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 あの「名作」に隠された“病い”(モナ・リザは高脂血症;宮本武蔵の巨人症 ほか)
    第2章 壮絶なる戦国武将たちの肖像(秀吉の先天性多指症;驚愕反応に襲われた家康 ほか)
    第3章 贅沢病ぞろいの平安・鎌倉(菅原道真の爆発反応;重度の糖尿病に悩んだ藤原道長 ほか)
    第4章 江戸っ子たちの“生活習慣病”(九代将軍・家重のアテトーゼ;ニコチン中毒だった平賀源内 ほか)
    第5章 西洋からの“病気カルテ”(濃化異骨症、梅毒、アルコール依存症のロートレック;ドラキュラのポルフィリン症 ほか)

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 歴史上の有名人物の意外な一面が医学的見地から明らかに…!

  • 歴史上おるいは空想上の有名人の肖像画などから、彼ら彼女らの持病を現代医学的に診断してしまうという、医学遊戯(?) モナ・リザの高脂血症、バテシバ(レンブラントの作品)の乳がん、ビーナスの外反母趾や妊娠線のように、一目瞭然の話題はニヤリとしてりまう一方で、イメージ先行型の診断(信長の高血圧)があったり、強引なコジツケ診断(見返り美人の強迫症状、ドラキュラのポルフィリン症)もあって、なかなか楽しい読み物だ。

  • お医者さんが歴史的絵画を観ると、こんなに面白い見方ができるんだー!

    でも、女性の裸の画で胸に不自然な凹みがあったのは、
    この私が観ても「あれは、乳がんじゃないか?」と分かった。

    新書はタイトルから入るのも全然アリです。

  •  一枚の肖像画を元にその人が何の病にかかっているかを解き明かすシリーズ者を一冊の本にまとめたもの。すごくまじめに仕事しておられる。がんばって絵を見て、がんばって病状を探し、がんばって診断を下しておられる。すごく好感が持てる。しかも「ゆっくりとご笑覧あれ」とユーモアたっぷりだ。いい人だー。すごくいい人だー。


     でも何がかいてあったのかすっかり抜け落ちてしまう。読んだそばから忘れていく。なんだったっけ、ああレンブラントの女性の裸のおっぱいの下に乳がん特有ののくぼみがあるから乳がんだったんじゃないの、的なやつとかそんなんだ・・・みたいな。ほんとに暇つぶしになった。

  • モナ・リザが高脂血症で、ヴィーナスが外反母趾なうえに水虫で、織田信長が高血圧で、藤原道長が糖尿病で後白河法皇がカラオケ症候群で西行法師が児童虐待しててお岩さん(四谷怪談)が上顎癌でドラキュラ伯爵がポルフィリン症!!?<br><br>
    「肖像画を医学的見地から推理する」というテーマで、整形外科医師にして時代小説家・篠田達明先生が書かれたエッセイ。<br>着眼点がスルドイのもあれですが、内容がかな〜り面白かった(笑)<br>医療従事者を志す学生は読んで欲しい。大学の勉強の復習にもなりましたよ。難病奇病よりは生活習慣病が多いかも。ですね。

  • 名画名将名人の知られざる健康状態が今!!解き明かされる。という感じです。
    へ〜そうなんだ〜、としか言いようが無い。

  • 肖像画はありのままの姿を写す。
    一見どうでもいいようなことが,意外と被写体の健康状態を表してる。
    な〜んてこともあるみたいよ。

  • そうだったのか。

  • 雑学的な感覚では面白かったけれど、説得材料となるネタがちょいと弱い。話が横道にそれちゃうのも残念。

  • モナリザより豊臣秀吉の例とかのがおもしろかった。

  • 面白い内容だと思う。しかし、「そりゃ無いだろ」と思ってしまう部分も無きにしも非ず。
    でも、過去のエピソードや、絵画のみで憶測するのだから、そういう解釈もありか、と無理やり納得。

  • バテシバの乳がん、ヴィーナスの外反母趾、信長の本態性高血圧、糖尿病の藤原道長、ミロのヴィーナスの妊娠線…いずれも好奇心をそそられる見出しにつられて買ってしまった。「それは無理があるだろ」と思う内容もあるが、トリビアネタの仕込みにはうってつけ。




    タイトルのモナ・リザの高脂血症説だが、少し前に話題になった「ダ・ヴィンチ・コード」で、あの左の目頭にあるしこりについて触れられていた。ジョコンダ婦人がモデルとなった本物の絵は別に存在し、ルーブル美術館にあるモナ・リザは実はマグダラのマリアであり、そのしこりはマリアが妊娠していたことを表しているという。その父親がキリストだという衝撃の事実…?の前には、高脂血症説はちょっと影が薄くなっちゃったかもね。

  • 症状が芸術に反映されたと考えられるものと、芸術から似たような症状が連想されるもの、この両者の書き分けをきちんとして欲しかった。
    その点を除けば、素人目には十分楽しめる本だったと思う。

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