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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
死の壁では生物にとって避けられない、死という現象について多角的に述べています。
まず最初の章では「なぜ人を殺してはいけないのか」という難しい話題。明確な答えは出していないかもしれません、しかしそれこそ一元論では扱えないという、「バカの壁」で言われたことを思い出させます。
個人的に特に興味深かったのは第八章「安楽死とエリート」
安楽死の是非を問う議論でしばしば忘れられがちなそれを施す側の立場について、またエリートとは本来どういう存在であるべきなのかを詳細に述べています。気づかなかった問題の本質を突いているところがたくさん。この章だけでも、読む価値はあります。
一つ一つの主張に関する考察が浅い。まとまりがない。
この人の講演を文字におこしたものや、口述筆記したものは、どの本も読むに値するものがないんじゃないか。ほとんど頭の中にある考えをとりとめなく書き出しただけである。こういう程度の低い粗悪な本ばかり量産するのはやめてほしい。
本というのは、自分の思考を結晶化したものでなければ意味がないと思う。
池上彰さんの「宗教がわかれば世界が見える」の最後のインタビュー相手。「死んだらおしめえよ」のあまりのすがすがしい明快さに思わず吹き出してしまいました。 それがバカの壁の著者養老孟司氏だったのです。 書店にてバカの壁よりこちらが気になって先走って購入。 養老氏の本は初めてだったので、結果バカの壁を読んでいた方が、より理解が深まったかもしれません・・・苦笑 が、題材としてはこちらの方が... 続きを読む »
一人称の死をイメージして読み始めたら、二人称と三人称のお話でした。著者の経歴からすればそうなりますよね。確かに間引きしたり安楽死をさせる側の人たちは寝つきが悪いですよね。戦国武将も同じ理由で晩年は決まって御仏に仕えていましたものね。でもやっぱり一人称の死について読みたかったです。
死について様々な側面から解説している。
最近の人々は死というものに現実感がない。
それは、死体をみる機会がないから。実は怖いものではない。
前半しか読んでいないけど、内容が断片的であまりのめりこめなかった。
少し主観が押し出されすぎている印象。
最後までよんだらきっと得るものはおおきかっただろう。
キャッチ:逃げず、怖れず、考えた 最終解答 概要:養老さんが死について語りだす。 メッセージ:人間の死亡率は100%だ!(←たしかに)なのに「死」は現実から遠ざかっている。日本人にはなんか共同体のルール的なもんがある。エリートは民衆を犠牲にする責任と覚悟を請け負っていたが、そんなエリートはいなくなってきた。 p12 「ところが、どうも『正解がない』ということに非常に不安... 続きを読む »
いつか死ぬと思うとなんだか怖い。死んだらどうなるのか。いつか迎える死をどう捉えたらいいのか。そんな気持ちを持って、この本を手にとった。
死からいろんな話に飛躍し、最後のほうに書かれた著者の解答は、
自分の死は見ることができない。死は、睡眠時意識がなくなるような、そんなもの。そんな不毛なことを悶々と考えるくらいなら、自分の死より身近な人の死を考えるべき。
なんだ、そんなことかと拍子抜けした。でも、死を怖がって遠ざけて挙句自分は死なないかのように考えてるより(著者のいう現代人)、どうせいつか死ぬんだから、と考えたほうが確かに精神衛生上いいし、思い切り生きれるのではないかと思う。
人間の死亡率は100%です。
なのに人はまるで死なないかのように生きてしまいます。なのに私は死なないかのように生きています。でも必ず死にます。
死ぬことにより生きることに後戻りできなくなるのですが、生まれてから日々、後には戻れず、今までも生きてきたじゃない。
それで幸せでしょ。
人間の致死率は100パーセント
生きている限り、死に向かっている。
日常は取り返しのつかないことばかり
3つの死体
なぜ人を殺してはいけないのでしょうか?
なぜ自殺をしてはいけないのでしょうか?
答えなんてものは抽象的なものに過ぎないのかもしれません。
言葉なんてものは抽象的なものに過ぎないのかもしれません。
知らないよりは知った方がいい。
もっと僕たちは知るべきなんだと思う。
自分を、他人を、世界を。
そんな風に考えさせられた本でした。
死って今まで考えたことがあったようで、なかったんだ。今までは想像だったわけで。生と死の境界線の話は面白かったー。
読んでいて興味深い。
どこからが死なのか、でも所詮は人間がルールを決めただけのことで、自然界からすると死ではないのではないか、などと、動物を例にしてみると考えてしまいます。
読直後、混乱しています。
・生きがいとは何かというような問いは、極端にいえば暇の産物なのだ。
本当に大変なとき、喰うに困っているときには考えないことです。
・もう回復の見込みがなく、寝たきりになっている患者が、自分の生きる意味に疑問を持った。そのとき、フランクルは、その人がそういう運命を自分で受け入れて、それに対してどういう態度をとるかということが、周囲に大きな影響を与える、それが意味だと語った。
(110716)最近生きている意味とか考える。そうすると必然的に死について考える。本書ではその「死」とは何?という話から、現代人の死に対する認識などを言及している。(少し理論的ではないとこもあるけど。
今年子供が産まれるので、生の対局にある死について考えてみようと思い、改めて読み返してみた。
自分の死ではなく、周囲の死をどう受け止めるか、ということの方が重要であるというスタンスで一貫して書かれおり、中でも特に第四章「死体の人称」と第八章「安楽死とエリート」が面白かった。色々な文献からの引用や解剖医としての実体験による説明が一定のリアリティを持たせている。
「死(一人称以外の死)は不幸だけども、その死を不幸にしないことが大事。それを知恵と呼んでもよい。」
死というテーマの興味で読み、内容も悪くはないのだけど、妙に丁寧な語調がどうにも言葉の重みをなくしている気がして、全体的な印象が薄かった。著名な人なんだろうけどなんかイマイチ。
「安楽死」を医者視点で殺人側に回る言及があったが、人を助けるための安楽死という視点はないんだろうか。全体的に「死は悪」という前提にたったもののようであまり共感できず。「死」をテーマにした本だったことで評価1点加点。

自殺がいけないという理由は大きく分けて二つある。一つは自殺は殺人の一種であるということ。もう一つは自殺がやはり周囲の人に大きな影響を与えてしまうということ。
二人称の死というものは、さまざまな形で後...





