間違いだらけのアトピー治療 (新潮新書)

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著者 : 竹原和彦
  • 新潮社 (2005年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101397

間違いだらけのアトピー治療 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 通勤が徒歩15分から、電車/徒歩含めて1時間になった関係上、電車で本を読む日々が学生時代以来復活致しました。早速BookOffの100円コーナーで色々探したうちの久々のヒット本。。。といってもアトピー無関係の人には全く価値が無い話ですが、個人的には子供んときから苦しんでいたので、かなり目から鱗状態でありした。
    基本、奇跡の治療!というイカガワシイ流れではなく、アトピーには皮膚の状態によって塗る薬が決められており、各状態が治るまでステロイドを愚直に塗り続ければ直るという話。そして、この基本的なことが全く守られずに処置する医者が多すぎるという話。そして、テレビとネットには美肌水や温泉療法や酸素水などイカガワシイ話が跳梁跋扈しており、それらに洗脳された一般人がステロイドを忌避してますます直らなくなっているという話。そこらへんを、俺様エライゼ系の視線ではなく、統計的な話で説明する文章であり読みやすかったです。先日従兄弟の子供で社会人になったとたんにアトピーになった子がいたので、この本紹介しようかと思っております。
    Amazonのレビューとか見たら「ステロイド以外で直す方法を軽視しすぎている」というコメントもあり、妄信も危険かもしれませんが、蔓延するアトピー情報をリセットするには最適と思いました。人事ではないので、自分も皮膚の状況見つつ実践しようと思います。

  • 正しいアトピー治療について、適切な方法で薬を使用し適切に治療を行えば治るということが書かれた本。「アトピービジネス」という、患者の弱みに付け込む特殊療法を一つ一つ糾弾し、アトピー治療に関する様々な誤解を説きながら、著者の数多くの経験や日本皮膚科学会のガイドラインに沿って、正しい治療法を納得いくように説明してくれる。
     これを読んで、お医者さんでも治療法を誤ることがあるのか、とか、視聴率狙いのメディアがいかに信用できない報道を流すかということを今更ながら改めて認識させられた。冷静に考えればおかしいということでも、当事者になると判断が狂ってしまうので気をつけないといけない。そのためにも、あらかじめ信用できる情報源から正しい知識を一通り知っておくことは必要だ。この本は同じことが何回も書いてあるのでその分、内容も頭に入るというもの。すぐ読める本なので、家族や知人がアトピーに悩んでいるという人も読んでみてはどうでしょう。

  • “アトピーは一生治らない難病”という誤った認識を、メディアや経験不足の医師たちによって思い込まされている、アトピー患者向けに書かれたハウトゥ根治本。<br>
    正しい治療=“ステロイド外用薬による適切な薬物治療によって”アトピーは完璧に治る!ということを筆者(アトピー治療の第一人者)竹原和彦医師が力説。<br>
    脱ステロイド療法、厳格食事制限療法など、間違った治療法を宣伝するメディアへのバッシングとか、「アトピービジネス」(=科学的根拠に欠けた金儲け主義のインチキ療法で患者より金銭をだまし取る詐欺的行為)への嘲弄。また、竹原医師自身の経験或いは研究により結論づけた独自の治療法など、医療従事者の裏世界を垣間見ることが出来るので、医師薬剤師が読んでも面白い。<br><br>
    個人的にオドロキだった事。“アトピー性皮膚炎といえばIgE抗体産生(アレルギー反応)が炎症を誘因する主体的反応”という今までの我が認識を竹原医師が覆したよ!氏によると「アトピー性皮膚炎の主体は、アレルギーではない刺激反応で、アレルギー反応は悪化の過程の一部に関与しているに過ぎない」…つまりIgE抗体産生がなにもアトピーに特異的な現象なわけじゃなく、むしろ健康人にだって起るあたりまえの反応であり…ま、ぶっちゃけるとIgEが原因となってるっていう説は信憑性ナッシング☆ということでした。

  • 神経質にならなくていい治療法や、アトピー患者が必ず一度は通るステロイドの道。
    わかりやすく、信用できる本だと思います。

  • 全体的に納得できる内容であった。ただ、毎日石鹸で体を洗えということの理由に疑問が残る。

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間違いだらけのアトピー治療 (新潮新書)の作品紹介

あたかも"現代の難病"のように認識されるアトピー性皮膚炎。その誤解・偏見から様々な民間療法がはびこり、イジメ、自殺などの事件も後を絶たない。だが、アトピーは決して難病などではない。皮膚科の専門医にとってはあくまで平凡な慢性疾患であり、正しい療法さえ守れば一〇〇パーセント治る病気なのである。アトピー治療の第一人者が、誤った認識をただし、悩む患者、家族に「正しい療法」をわかりやすく提示する。

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