図書館を使い倒す!: ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書 140)
- 新潮社 (2005年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101403
感想・レビュー・書評
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書全体として「記載されてることは確かにその通りだと思う!」「図書館のあるべき姿とは、とか確かに『後世に確固たる情報を残すべき』等、なるほどと思いますが、
私も何分「貸本屋としての『図書館』」を享受している身分であり、何分ばつの悪い思いもあります。
新たなビジネスを作るとき、ジャーナリスト、学生の論文、エコノミスト等であればもっと記載されてる内容について同意できるんだろうなぁ。。。(または全国転勤型の住宅販売の方とか?意識の高い警察官?とか土地に関係する職業の方とか?)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネット検索をしただけで、何か調べたような気になってるのは、本当に危険なことだと思う。
ビジネス目的メインで書かれたもの。それ以外の使い方の場合でも参考になる。
結局は、欲しい資料を求めて全国各地の図書館を飛び回れということになっちゃうのだが -
2012 1/29パワー・ブラウジング。借りて読んだ。
そういえば読んでなかった本。
突っ込みどころも多いが、なにより使っていただかないことには話にならないわけで、利用者視点の図書館使い方本が出てくるのはいいことだと思う。 -
私が図書館を利用するのは、本を借りることにより、家に帰って知識の整理ができたり、新書からの情報収集できたりするためである。この本は図書館には統計書類やその土地の歴史の収集など図書館ならではの利用方法や、図書館の司書という人たちは、本の検索には色々と協力してくれる人ということがわかり、新たな図書館の利用方法発見が出来た。
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図書館を巡る旅をしよう。
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雑誌記者の著者が、利用者側から図書館の効果的な使い方を実例とともに説明したもの。資料検索の2つの鉄則「あいまいに探す」、「鋭く手に入れる」に沿って、ネット検索では得られない資料の収集法を解説している。
郷土資料なら地域の公共図書館が強いということ、行政資料を手にいれる方法、ネット検索の問題点、連想語で検索してくれるWebcat Plus、灰色文献について、統計図書館など、役に立つ「使える」情報が載っている。「全国お薦め図書館ガイド」も載っていて、近くに行った時は寄ってみたい。特に「あいまいに探す」ということが必要なんだということが分かって良かった。(10/08/16) -
ネットに出てくる情報って誰でもアクセスできるからすぐに陳腐化してしまいます。他人と差をつけようと思ったら他人の知らない情報を身につける。そのためには図書館というツールを上手く使っていく。意外に図書館の使い方ってわからないよね~。でもこれ読んでから少しは図書館の利用方法が垣間見えた感じがする。一見遠回りなように見えるけど、実はこれが一番の近道ではないのか?
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図書館の特性は、すなわちネットでは出来ない「あいまいに探す」ということ。
ずらーっと本が並ぶ棚を眺めているだけでアイデアが生まれる、というのには大いに納得。
ネットで探した本を実際に図書館で見つけたとして、その隣にある本のほうが自分のニーズに合ってたりする、ってのはよくあることです。 -
●図書館使命,特徴や利用の考え方を理解。