サザエさんと株価の関係: 行動ファイナンス入門 (新潮新書 154)

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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101540

感想・レビュー・書評

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  • 株に関する因果関係が分かった。
    サザエさんの視聴率がアップすると
    株価が下がるという逆相関関係がある。

  • 2012/2/13読了。

    「相関がある」ことを中心に据えた議論は分かりにくいということが一番の収穫。

  • 質問です。
    サザエさんの視聴率が良いときは、経済状態はどう?

    同僚の答え
    「経済は良い状況。サザエさんを皆が見ている、というのはとても幸せで、家族がハッピーな証拠だから」
    彼女の人間性と家族愛が現れていて、微笑んでしまった。

    果たして正解は・・・? 
    本書でぜひ、「世の中の事象と株価の相関」事例を楽しんでほしい。

  • 経済の分析に人間の心理、行動をファクターとして取り入れたのが「行動ファイナンス」だという。これを駆使すると、一見無関係のものが投資行動に関連づけられる。広く展開すれば占い師にも適用できそうだ。結局は自分の引き受けることができる範囲でリスク管理を楽しむのが投資の醍醐味というところに落ち着きそう。これを駆使して本当に儲ける人はその技を公開しないだろう。

  • 「行動ファイナンス」と言うと難しい学問のように思われるが
    、意外に愉しい面がある。「サザエさんの視聴率が上がると株価が下がる」「犬の人気が高まると株価は上がる」という法則がある。かつては「女性のスカートの丈と株価の関係」や「巨人の勝率と株価の関係」を真剣に調べたことがありました。

  • 宝くじ・競馬と株ではどちらが儲かるか」、月の満ち欠けと人間の心理・行動の関係などが興味深い。全体としては、やや単調で用語が難しい。

著者プロフィール

吉野 貴晶(ヨシノ タカアキ)
大和証券チーフクオンツアナリスト
大和証券チーフクオンツアナリスト。
1965年埼玉県生まれ。千葉大学卒業。筑波大学大学院博士課程修了(システムズ・マネジメント博士)。山一証券などを経て、1998年大和総研入社。大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 リスク解析戦略研究センター客員教授。日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)評議員。
日経ヴェリタス人気アナリストランキング・クオンツ部門で2002年から2017年まで16年連続1位を獲得。
著書に『株式の計量分析入門』(共著、朝倉書店)、『日経平均が1日1000円暴落する相場で勝つ投資術』、『No.1アナリストがいつも使っている 投資指標の本当の見方』、『株のジンクス』、『株式投資のための定量分析入門』(以上、日本経済新聞出版社)、『サザエさんと株価の関係』(新潮新書)。


「2017年 『No.1アナリストがプロに教えている株の講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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