はり100本 鍼灸で甦る身体 (新潮新書 168)

著者 :
  • 新潮社
3.76
  • (10)
  • (7)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 108
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101687

作品紹介・あらすじ

原因不明の頭痛、腰痛は、身体が発する悲鳴だ。西洋医学だけでは根本的な解決にはならない。不規則な生活習慣、様々なストレスにさらされ続ける現代人は、身体が本来持っている力を失ってしまっている。免疫力、自然治癒力という、人間が太古に身につけていた活力を取り戻すことが、今求められている。鍼灸の力は、身体からの警告に耳を傾け、生命力を甦らせてくれるのだ。従来のイメージを覆す、新・鍼灸のすすめ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 針か…。鍼灸は気になっている、上手な人にやってもらいたい。

  • ★★★★
    今月15冊目
    鍼灸の先生。私は鍼やらないが考え方とか職人気質で勉強になりました。タモリさんとかも治療してるそうで。
    雨でやられて本が大分傷んでしまった、、

  • 2010/09/10

  • 実に面白い。
    こんな風に、鍼に想いを込めていることがすごい。
    現代人が、身体のうつ状態になっているという指摘は、
    常に身体に対峙しているので、わかるのだろう。
    とにかく。全身をハリネズミ状態にしてしまうというのが
    面白い。一度受けてみたいな。

    また、手で触って、揉んで、どこに 鬱 があるのかを
    感覚的に 掴み取り 徹底して撃ち抜いていく。
    鍼の種類も 実に様々なのだ。
    この鍼に対する 洞察も 実に興味ふかい。
    徹底して 打ち込んでいく。
    それは 常に身体のバランスを考えて 打ち込んでいる。
    いやはやすごいな。

    信頼を得る治療、心の通じ合う治療。
    それを行うには、素直な感性を持たない者は、施術者に向かない。
    気配を感じ取れない人間は、治療家になれない。
    品格のある鍼を打つ。

    気を治す。
    気とは、身体の中を循環する何か大切な者。
    気、機、期、季の【き】を大切にすることだ。

  • こういう達人の人に診てもらいと思う。が、ハリはちょっと怖い。

  • 鍼灸師と患者は、互いに懸命に治癒を目指してのぞむ、そうでなければお断りという点に納得した。。腕のいい先生は、そういうもんだ。竹村先生はもう新患は受付されていないので、お弟子さんの治療院を探して、近くのところで通い始めた。30年越しの腰痛が、早く良くなりますように。。。

  • 3

  • 著者は有名人も多く通うカリスマ鍼灸師。なんでも、30分の施術時間内に100〜200本の鍼を打つというのだから、それだけで驚きだ。本書内には、実際に全身に鍼を打つ流れをライブ実況風に記述している部分があり、読んでいるだけで痛そうで身体中が力んでしまう。鍼灸自体の造詣に留まらず、真のプロフェッショナルだけがもつ人間力が伝わってくる一冊だ。

  • 読みたいと思っていた本をクラスメートが貸してくれた。電車の中で読了。治療家っていうのは、この意気だよね。面白かった。
    「鍼灸はあまりにも世間から理解されていないと思う」。現代人の身体が「鬱の身体」になってるということ。鍼灸がもっと受け入れられるといいな。学ぶ姿勢。
    週に二、三度高尾山を散策するというくだり。高尾山、また行きたいと思いながらずっと行っていない。山に行くと自分が元気になるのを感じる。
    まずは自分が健康でないと人の治療はできない。自分の健康管理も大事。現在の生活スタイルだと身体が悲鳴をあげているのを自分でも感じる。この本を読んだら、もっと山に頻繁に行きたいなという気になった。

  • 20111118 近くの鍼灸院に行ってみようかという気になる。身体の不思議。

全17件中 1 - 10件を表示

竹村文近の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×