ウェブ人間論 (新潮新書)

  • 990人登録
  • 3.23評価
    • (34)
    • (106)
    • (388)
    • (23)
    • (10)
  • 139レビュー
  • 新潮社 (2006年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101939

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小川 浩
ロバート キヨサ...
ジェームズ・スロ...
トーマス・フリー...
有効な右矢印 無効な右矢印

ウェブ人間論 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 梅田氏と平野氏の対談。
    個人的にはウェブ進化論を読むだけで十分かと。

  • 梅田望夫と平野啓一郎との対談本。
    9年前に発行された本だが、梅田望夫のウェブに対する見方はおおむね合っているのかなと感じた。
    細かいところを見れば確かに違う進化の仕方をしたものも見られるが、彼の主張の根本の部分はその通りであったなぁと見ます。

  • 対談形式。

    ウェブはこれからどうなっていくのか。
    やはり物はそれなりに価値を持ち続けるだろうという見解。

  • おすすめ資料 第53回 「ウェブ進化」によって人間はどう変わるのか(2007.11.30)
     
    インターネットが一般に普及して10年少々、インターネットが人間をどのように変えるかということにずっと興味があったと言う文学の世界に住む芥川賞作家と『ウェブ進化論』(ちくま新書)で一躍有名になったビジネスと情報技術の最先端にいるコンサルタントとの二度にわたる対談を以下の四章にまとめたのが本書です。

     第一章ウェブ世界で生きる
     第二章匿名社会のサバイバル術
     第三章本、ipod、グーグル、そしてユーチューブ
     第四章人間はどう「進化」するのか

    教養に裏打ちされた鋭い洞察力と豊かな言葉による表現力を兼ね備えた文学者と常に物事を肯定的・前向きに捉え、時には自らの体験を交えて門外漢にもわかりやすく「ウェブの進化」を説明されるコンサルタント、視点の違う二人による議論に読者はいつの間にか引き込まれてしまいます。
    二人の底流にはタイトルが示すとおりの「ウェブ・人間論」とも「ウェブ人間・論」とも読める「ウェブ進化」によって変わりつつある社会と人間への興味が貫かれています。
    情報の洪水ともいえるウェブ時代をどう生きるのか、示唆に富んだ刺激的な議論にあなたも参加してみてはいかがでしょうか。

  • 「ウェブ進化論」の梅田さんはバランス良くネット社会を冷静に見つめていて非常に示唆を受けたが、この本はちょっと極論というか、「あれ?」っと感じることが多い。
    対談なので、「売り言葉に買い言葉」みたいな表出の仕方をするものなのかも知れない。
    「ウェブ進化論」が非常に良かっただけに、少し残念。

  • これは間違いなく「トンデモ本」だ。その爆笑性ゆえに5点満点である。2006年刊行であるため8年たって「トンデモ本」になってしまったともいえるが、何せ梅田何がしという「はしゃぐ猿」のはしゃぎっぷりがそもそもトンデモない。まず言っている事すべてが猿でもできる後知恵でしかない。刊行当時はそれこそ未知なものとしてのインターネットの権威としてかなりの人数をわかったような気にさせたことは想像できるが、8年たってのこのWEBを取り巻く世界がひとつも、本当にただのひとつも想像すらされていないところがともかくトンでもない。「10年から15年先のことは正確に予想できる」と自慢げに語り、グーグルのすべてを理解していると胸を張る梅田某が、次から次へと語るに落ちて、ボロボロと皮がはがれていくさまは爽快感すら覚える。平野はさすがの作家たる想像力で、LTEやスマホの普及や、形而上的な予想されうる「闇」について言及しているが、いちいちその鋭い洞察をわきに押しやって、おだてられるままに木にどこまでも登っていく「はしゃぐ猿」梅田。
    声を出して突っ込みを入れながら、2014年の今こそ爆笑できる一冊である。

  • 作家とITの中枢にいる、まったく出自の違う二人による、インターネット時代の社会論、人間論。二人の考え方の違いがわりとそのまま対談で描かれていて、その緊張感が面白い。ザックリ言うと、楽観主義と悲観主義。梅田さんの言葉を借りれば、同時代や近未来に興味があるか、過去や歴史に興味があるか、ということか。僕はどっちかと言うと平野さん派なんだけど、印象に残ったのがブログ語りなどが全盛の時代に、「自分を語ることは自分を知ることではあるが、同時に自分を誤解することでもある」という一節。
     自分の言葉が通じるかどうか、が知らないうちに「多くの人に認められるような語り」に変化したりすることはありそうなことだな、と。「語ること」は安易にはできないな、と普段良く思っていることを再確認。で、「思ってて語らないこと」をどう記憶にとどめるか、という問題が出てきて・・・堂々巡り・・・

  • 『ウェブ進化論』(ちくま新書)の著者である梅田夫望氏と、『日蝕』『葬送』(ともに新潮文庫)などで知られる小説家の平野啓一郎氏が、ウェブ世界の可能性とそれに伴う人間観の変化について語った本。

    両氏とも、インターネットの持つインパクトの大きさを認めながらも、人間の理解については異なった意見を持っており、そのことは「おわりに」で梅田氏が次のような的確な表現で述べています。「私はむしろ「社会変化とは否応もなく巨大であるゆえ、変化は不可避との前提で、個はいかにサバイバルすべきか」を最優先に考える。……「社会の変容」への対応という視点から「個の変容」をとらえようとする傾向が強い。しかし平野さんは「人間一人ひとりのディテールをミクロに見つめること」によって「個の変容」を考え、その集積として「社会の変容」を考えようとする」。

    とくに、実名でネット社会を渡り、そこでの反響をビジネスにつなげていくたくましい「個」と、匿名でネット上に言葉を紡いでいくことでみずからのアイデンティティのオルタナティヴな可能性を発見する「個」のあり方がテーマになった第2章が読み応えがあります。

    インターネットの急速な発展による「人間」の変化を本質的なレヴェルで論じた、興味深い本です。

  • これから、良さそうな予感あり。

  • 梅田さんの本は何冊か読んだけど、平野さんの発言は非常に興味深い。
    作家という立場だけど、それ以上の広がりが感じられて、面白かった。
    ただ、対談なので、系統立てて理解するには、なかなかにややこしい。

  • 梅田望夫と平野啓一郎の対談

    梅田氏の『ウェブ進化論』により、
    ウェブの現状がどうなっているのかを明らかにした業績は大きい。
    はてなの近藤社長と同世代の小説家平野啓一郎氏が、対談集。

    ●ウェブの世界で生活すると言うこと・・・
    それが、自分の分身ともなっていること。

    バーチャルな世界

    ●匿名・・・という特殊な世界。
    (中国のチャットをみてみると同じように匿名が多い。
     匿名にするのは、東洋人の気質かもしれない。

    ブログの5つのパターン

    ●iPOD、グーグル、ユーチューブ・・・などの新しい動き。
    情報に対する能動性
    私は、ポッドキャストにはまってしまった。
    音で、情報を仕入れていく・・・ということの魅力。
    繰り返し同じことを聞くというのもまた新しい発見がある。
     
    ●人間は、ネットによってどう進化(変化)するのか?
    希薄で濃密なニンゲン関係 
    自分の変容

    ウェブ人間論は 
    ウェブに対して懐疑的でウェブ上の人間不信におちいった経験と
    ウェブのよって 本がなくなるのではないかとおもっている・・・
    平野氏に対して、
    ウェブに対してポジティブ(楽観的)な梅田氏が・・・
    実に明快に その限界と可能性を語っていることに興味が深い。

    時代が変わるのは、人間が変わっていくことだということを
    つくづく理解をした。

    ウェブの進化によって、生れ落ちた時期によって
    違った意味を持ってくるというのに・・・
    なんとなく、ニンゲンの連綿としたたくましさを感じた。

  • ウェブの進化が人間にもたらす影響について。
    デジタルとアナログのバランスが大事。

  • 日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか。

  • 平野さんの言ってることがよくわからない。。

  •  ここ10〜20年の間に一般人の生活を画期的に変えた発明というのは、インターネットと携帯電話ぐらいじゃないだろうか。テクノロジーの革命が以前と比べ鈍化したか、もしくはその逆かは正直全然わからないんだけど、少なくとも我々の生活様式を大幅に変えるような技術革新は少なくなってきたと言っていいのだろうと思う。しかし、21歳の自分がそれでも下の世代と感じるギャップ。流行とかじゃなくて思考様式や常識のギャップ。それはほとんどこれらの新しいコミュニケーションツールの存在が関与しているように思う。

     この本の著者(対談本なので著者と言っていいのかわからないけれど)は二人とも知らない人だったんだけれども、梅田さんっていうのは「はてな」の取締役の人なのね。少し身近に感じるわ。でも、取締役って何をしてる人なんですか。わかりません。

  • ウェブの発展とともに、人間はどう進化していくのか?
    ネットの光の部分、影の部分、各業界、各個人のネットの活用方法を規定するモノはない。
    情報をうまく制御する能力が求められているのだ。
    私は、人間がものすごく成長したり感動したりするのはやっぱり現実の世界だと思うから、ウェブをうまく活用し、現実世界での自分に役立てていきたいと思う。
    でもこれからはどうなるんだろう。
    この時代、かなり面白い。

  • ネットという可能性を広げる場所が出てきたのだから、合わないと思ったらそこから出て居場所を探すべきだとする梅田氏。政治など逃げちゃいけないこともあるから、生きてきた場所は捨てちゃいけないとする平野氏。そこが対照的だった。芥川賞作家の平野氏は、難しい文学思想の話もするのでよく分からない。

  • Googleの話にスターウォーズが出てくるとは!

  • 理系と文系の著者の対談形式。中々面白い。これが出版されたのが2006年。この中で10年後には想像もつかないとされていることが、2011年現在ガッツリ行われている。ネットの流れは早いですな。

  •  2006年の書だが、ブログやSNSにおいての自身の人格やポジションについて考えるためのたたき台として良資料。二人の見方がズレていないことも確認できる。

    ・私的なことを公的な場所へ持ち込まない「日本人の古い美徳」があり、むしろリアルな世界で仮面をかぶって生きていかなくてはならない社会性。という環境においてWEBは個々のアイデンティティを豊かで確固たるものにしていく大切な道具である。

  • スター・ウォーズ通過儀礼だったのか…


    私は、ものの見方、捉え方が梅田氏に似ていると思った。(特に終盤で顕著だった)


    「狂気が必要」

  • [ 内容 ]
    日本におけるインターネット元年から十年。
    今、ウェブ2・0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。
    「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか-。
    ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。

    [ 目次 ]
    第1章 ウェブ世界で生きる(ネットの世界に住んでいる 検索がすべての中心になる ほか)
    第2章 匿名社会のサバイバル術(ネットなしではやっていけない 五種類の言説 ほか)
    第3章 本、iPod、グーグル、そしてユーチューブ(表現者の著作権問題 「立ち読み」の吸引力 ほか)
    第4章 人間はどう「進化」するのか(ブログで自分を発見する 「島宇宙」化していく ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ネットで物理的な障壁が取り除かれるのはいいんだけど、物理的に近くにいる人に関心を持てないことに違和感を感じる。ネットはリアルの人間関係を補完するものであっても代替するものにはなり得ないと思う。

  • 島宇宙化していくウェブ世界への懸念を述べる平野氏に対し、自分にあった居場所を見つけられれば人は幸せになれると説く梅田氏。ウェブ世界のみならずリアル世界への両氏の態度の違いが鮮明になる第四章が特に興味深く読めた。この本の刊行後以降もツイッターやフェイスブックなど新たな潮流が生まれているので、それらをふまえた再度の対談を期待したい。

  • 梅田望夫氏と平野啓一郎氏の対談。
    この本を手に取るまで平野啓一郎氏について存じ上げていなかったが、いつか機会があったら読んでみようと思った。内容はウェブというものが、どのように人間の生き方・考え方に今後影響を与えていくかという事をそれぞれの観点から語り合っている。特にアフリカ諸国のフランス語圏の人々が、本国のフランス語とウェブを介在して接点を持ち、独自の進化した部分を是正していくのではという行が興味深い。これもまた、商業ベースではないけど、フラット化の一旦だなと思った次第。

全139件中 1 - 25件を表示

ウェブ人間論 (新潮新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ウェブ人間論 (新潮新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

ウェブ人間論 (新潮新書)の作品紹介

日本におけるインターネット元年から十年。今、ウェブ2・0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか-。ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。

ウェブ人間論 (新潮新書)のKindle版

ツイートする