幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

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著者 : 野口武彦
  • 新潮社 (2007年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102066

幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)の感想・レビュー・書評

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  • 2016年6月1日読了

  • 阿部正弘老中首座は頑迷な部下・同輩に
    適切な手立ての邪魔をされ泣いている
    筒井政憲が斉彬にバラす

  • 幕末ものの創作物は英雄談的なものが多く、志士目線で物語が展開するから忘れがちだけれど、幕末史は欲望と保身が入り交じる激しい権力争奪戦だと思ってみるの が一番わかりやすいと納得できる。シリーズ1作目は天保の改革から黒船来航まで。ゴシップネタも多い。水戸斉昭公の強制隠居の理由は本当なのかこれ。

  • 筆者は著名な江戸文学者。ここでは、残されたさまざまな記録や日記を駆使して、天保の改革からペリー来航あたりまでの、幕末の政治史を再現して見せる。水野忠邦による天保の改革は、素人目にも明らかな経済政策の失敗に終り、ペリーとの外交も、目も当てられない散々なありさま。唯一の慰めはロシアのプチャーチンとの外交交渉で、ウルップに国境を策定したことか。

  • 面白くて、一気に読んでしまいました。

  • (欲しい!)/新書

  • 週刊新潮に連載しているときはあまり面白いと思わなかったけど、まとめて読むと大変面白い。新潮で読み飛ばしていたのがもったいな。
    (ていうか、週刊連載に合わないのでは?)
    天保の改革から幕末の筆を起こす。
    水野忠邦を評価している。
    「しかし天保改革は、どうしてもやらなければならない江戸時代最後の改革のこころみであり、武士経済の起死回生を賭けた大手術であった。(中略)忠邦は決して凡庸な政治家ではなかった。むしろ破綻を恐れず、あえてそのリスクを冒して大仕事に踏み切った勇気ある人物と言える。」(P15)
    と言って期待させるが、天保と幕末のつながりは希薄で、また説明も政争に終始するようになっている。
    まあそれはそれで面白いんだが、なんかちょっと残念。やっぱり週刊連載じゃないほうがいいのではないかな。

  • 幕末前夜の社会状況を老中水野忠邦の史料から身元不明者の文書まで駆使した概説書。著者的には幕末は天保の改革から始まったという認識らしい。

  • [ 内容 ]
    徳川幕府の生き残りを懸けたイチかバチかの天保改革が、幕末の幕を切って落とした―。
    改革失敗、経済混乱、飢饉に火事に異国船、未曾有の事件が頻発する中、虚々実々の駆け引きに翻弄される幕府首脳の姿は、青雲の大志と権力欲が渾然一体となった政治の現実を教えてくれる。
    尊王攘夷・倒幕開国のうねりが押し寄せる直前、黒船来航までを、さまざまな名珍場面でたどる、既成史観ではわからない幕末政界権力争奪史。

    [ 目次 ]
    第1部 天保政怪録(老中願望 セクハラ大名 三方領知替え 怪盗日本左衛門 ほか)第2部 嘉永外患録(大江戸金融事情 火元争い ワンポイントリリーフ イケメン宰相 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 天保の改革を中心に幕末を読む本。ある程度、この期間の知識があったほうが読みやすいと思う。
    小説ではなく、あくまでもエピソード集。今まで知っていた歴史に少し肉付けをすることができる本。

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