高層難民 (新潮新書)

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著者 : 渡辺実
  • 新潮社 (2007年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102103

高層難民 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 東日本大震災後も、
    未だに海近くの高層マンションに住む人って
    一体何を考えてるんだろ。
    今住んでるアパートは二階建ての一階、
    地盤が硬く丘の上で川からも海からも遠く
    今時下水じゃないから最悪蓋を開ければ
    直浄化槽に排便も可能。
    勤め先は税金の建物だからまあ耐震は
    信用できるし、備蓄もある。
    でもやっぱり怖いと思うもんね。
    絶対高層マンションには住みたくない。

  • 2007年に書かれた本。この時点で宮城付近で大地震が起こることは99%確実だったときちんと記されていて、自分の不勉強が身にしみた。易しい文章なので読みやすい。

  • 「高層難民」を読みました。東日本大震災の前、2007年の出版です。いろいろな予測を書いていますが、ほぼ当たっているようです。東日本大震災の後に購入しましたが今日まで読んでいませんでした。私は集合住宅の4階に住んでいるので高層難民になることがないと、たかをくくって読む機会を失っていたのかも知れません。しかし、この本を読んでみて安心するのは早いことがよくわかりました。今日は関東大震災の日です。この大震災で、高さ52メートルのエッフェル塔を模した建物「凌雲閣」は8階から上の階層がぽっきり折れたそうで、のちに下部も爆破したそうです。地震の多い日本では高い建物は危ないに決まっています。それでも住んでいる人への警鐘とアドバイスです。
    超高層マンションの一番のリスクはエレベータです。食料や水は準備できますが、このライフラインの崩壊が一番怖いそうです。また家に帰る必要のない人は止まって災害救助にあたるべきだそうです。第一次避難先は指定の広域避難場所で、そののちに学校などに避難するのがよいそうです。備忘します。
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    運が悪ければ。この停止したエレベーターのカゴの中に数日間も閉じ込められてしまいます。…すぐに暗闇になります。…なにより問題になるのが排泄です。…床に垂れ流しになるでしょう…耐えがたい地獄になっていくはずです。(p.42)
    水洗トイレにはタンクがついてます。このタンクには約8~10リットルの新鮮な水が使うたびに補給されています。…タンクの上では手を洗わないことと…月に一回はタンクの水垢をとっておく(p.50)
    …最近の冷蔵庫の製氷ボックスは大きなものもあり、だいたい2リットル程度のボックスに製造した氷が…(p.51)
    …停電になったことがわかったら…「冷凍庫」のドアや引き出しをあけてください。つぎに…カチンカチンに凍った冷凍食品や肉や魚の切り身などを。今度は「冷蔵庫」の扉を開けて、…最上層の棚にギッシリ詰め込んで下さい。…閉めた冷蔵庫のドアをガムテープで目張りして、絶対に開けさせないようにしてください。…2~3日目に…開けて下さい…ほどよく解凍されているはずです。(p.61)
    …食品には必ず火を通しましょう。そのためにも、カセットコンロは必須です。(p.61)
    …エレベーターの内部からドアを開けることはできませんので、無駄なエネルギーは使わないことです。(p.68)
    …日本の避難所は憲法で保障されている基本的人権が無視された空間だと思います。(p.126)
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  • 震災前に読んでたらスルーしてた内容やったかも。すごく参考になりました。それから私は、エレベーターに乗らず階段を利用してます。

  • 関東直下地震が発生するのは不可避である、という前提のもとで普段からの心構えがかかれている実用書。都心で働く人は必読。

  • 震災時に出る難民について書いています。
    ・高層難民
    ・帰宅難民
    ・避難所難民

    宮城県沖地震は99%の確率だからなぁ・・・。

    我が家は6階。階段で上り下りするには微妙な階数です(苦笑)。
    宮城県の場合はそんなに高層のビルは少ないので,とはいっても最近,高層マンションが増えているからなぁ。
    職場から自宅まで歩いたら,2時間くらい?だと思います。高低差は少ないのでそんなにきつくはないですね。
    避難所は近くに学校があります。

    やはり,備えあって憂いなしというわけで,水とか保存食とか買っておいた方が良いかなぁ。
    お風呂の水は,いつも溜めたままにしております。

    宮城県に住んでる限りはもう1度経験しなくちゃならないようなので,準備はしておきたいと思いました。

    人間ドックだったんですけど,その待ち時間で一気に読み終えました。

  • 高層建築で働いている人、そこに住んでいる人は大地震の時どんな目に遭うか。またどうやってサバイバルしたらいいのか。都市計画をする立場の人にも是非読んでもらいたい本。

  • 今の都市における防災の問題について書かれている。参考にはなるが、警鐘を鳴らすだけで、他の同種の本と比べてもいいとは思えない。

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高層難民 (新潮新書)の作品紹介

人類の歴史が始まって以来、広大な後背地を抱えた近代都市が巨大地震に遭遇したことは、一度もありません。首都圏や関西圏、東海圏で巨大地震が起こった際には、想像を絶する事態が待ち受けているのです。本書では、高層マンションの住民が「高層難民」になる可能性をはじめ、都市を襲う巨大地震が見せる「震災の新しい顔」の実態を解説、あわせて我々が採りうる対策法についても講じていきます。

高層難民 (新潮新書)のKindle版

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