人間を磨く (新潮新書)

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著者 : 桶谷秀昭
  • 新潮社 (2007年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102141

人間を磨く (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 借りたもの。
    人間を磨くことの重要性――著者の知性への探求と渇望、読書讃歌。
    著者が体験した戦後~ゼロ世代(2000年代)の空気感がよくわかる。

    昭和初期を思わせるカナ使いや文体がノスタルジック。
    所々にとり上げられた近代文学のエピソードや引用に、好奇心を刺激され、関心を持てるような文体。

    90年代の「キレる世代」による殺人事件についての言及で、「評論家が”いい子教育”の反動の事件と分析した事に眉唾」というような趣旨の事をいっていたが、私はその解釈にも眉唾。著者と評論家が考える”いい子教育”なるものに齟齬があるように読んでいて感じた。
    児童の虐待死が親のヒステリー、自制心の無さから来るのは言わずもがなだし、それが何も身体的な虐待に限らないのは、2010年代に入った今は認知度が高くなっていると思う。

    実は別の著者による同題名の本と勘違いして借りたという、為体。
    だがしかし、これも一期一会で良い機会だった。

  • 「人に嗤われても、人を嗤う人にはなるな」良い言葉だと思います。

  • 蒼天は変らずにある。人を嗤う人間になるな。「教師」は「先生」にあらず。読書のための読書は意義がない。男は女の何に魅せられるのか。友には「益友」と「損友」がある。勉強は時に独力でせよ。敗北には王者の敗北もある。個性とは癖にすぎない。小さい親切は徒労であるか。人生には勝ち負けを超えた何ものかがある。…深い言葉が心を洗い、つよい言葉が胸を打つ。明日の自分のために、今この一冊を。


    様々なところから、そして、様々な角度で物事を見て、そして、考えていくこと。
    簡単なようでとても難しい話ですよねぇ。。。。

  • 日本国憲法を読んでいるような文体で、読む気が失せる。

  • 【目的】:いかに人物を磨くか知りたい。<BR>
    ・なごやかな眼で人を知る。<BR>
    ・人間を押す。<BR>
    ・読書:作者の精神・どんな気持ちで書いた文章かに直面し、生の自覚を得る。<BR>
    ・本との出会いは自分との出会い。<BR>
    ・人生を考える。<BR>
    ・先生たる。<BR>
    ・異性という鏡を通じて自分をはっきり見る。<BR>
    ・なしえた事業だけでなく、誠意・心情の美しさを回想する。<BR>
    ・術から道へ。<BR>
    #歴史的かなづかいの記述は、著者は日本語の正書法と説明しているが、もちろん慣れの問題だとは思うが、正直読みづらい。現代かなづかいが語源を忘れさせ、国語力低下を招いた原因という主張もよく分からない。<BR>
    #人を想うことで、自分自身を見つめ直し、行為を道となすことで人物が磨かれると理解した。<BR>
    4-5<BR>

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