男はつらいらしい (新潮新書 228)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102288

感想・レビュー・書評

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  • 中年女性記者が「モテナイ」男に突撃取材。そこから男の気持ちや抱える悩みをききだしていく。やっぱり女性の方がタフかなと、改めて。
    あと、最初から結婚云々なんて意識しないで女の子に声ぐらいはかけようよ、楽しいよ、っていうのは、自分がそんなに抵抗ないからなんだろうな…。

  • 40歳を超えた独身の週刊誌女性記者が、現代の男性の抱える様々な問題に、体当たり取材で迫った内容。著者が女性なので、”らしい”というタイトル。結婚できない男、更年期障害を抱える男、相談する男、”父親”としての役割に悩む男、という4つのテーマ。特に答えを提示するというわけでもなく、学者が自身の学説で現象を分析するというのでもなく、悩める男性達の実像に迫り、著者なりの常識的な感想が述べられているのが良い。ところどころ、取材対象に対する著者のコメントがクスッと笑えてしまう。

  • 女性学、女性外来…、なんかは確かにメジャー。
     男性学、もぼちぼちですが、男性外来、は確かにあまり聞かない。
     でも、男の人も大変なんです。最近は男性の更年期障害の話もメジャーになりつつありますしね。
     ただ、2005年の国勢調査によると、30歳前半の男性の二人に一人、女性の三人に一人が結婚しておらず、生涯未婚率(50歳の時点で一度も結婚したことが無い人の割合)にいたっては、女性が7.3%なのに、男性は16.0%だとか。
     もともと20〜40歳男性は同年代の女性より2%も人口が多いそうなんですが、そんなもんじゃあ片つけられない数字ですわな。
     私も作者と同じように、自分のことは棚に上げ(笑)、読んでいましが…。ねぇ…。

著者プロフィール

近畿大学教授。ジャーナリスト。博士(政策・メディア)。

「2022年 『男が心配』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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