日本の鉄道車窓絶景100選 (新潮新書 268)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102684

作品紹介・あらすじ

本当に乗って楽しい区間はどこか?日本屈指の「乗りテツ」4人が集まって、100箇所の「車窓絶景区間」を選び出した。白波洗う海岸路線、視界が開けた山岳路線、山紫水明の川沿い路線、果ては工場を縫って走るローカル線まで。意外な路線が浮上して、有名どころが落選し、紆余曲折の議論の果てに選び抜かれたのは…。旅のお供に最適な、ガイドとしても読み物としても楽しめる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この書籍では、四氏による日本全国鉄道車窓風景選びの座談会です。

  • 流し読み。マニアが放談してるだけを本にしたもの。正直、マップだけあればいいかな。すみません失礼な感想で……。

  • 鉄道を入れ込んだ絶景とは違い、車窓からの絶景は限られるのだろうと思う。写真にもし難く、やはり実際に列車に乗って自分の目で見ることに意義がある。本書が写真を多用せず、4人の鉄があーだこーだと話す内容を読者に楽しませることに重点を置いたとするのは穿ちすぎか? 銚子電鉄がノミネートされたが選ばれず、自分の住む千葉県が100選にどこも選ばれなかったのは残念であるが仕方なしだろう。本書は'08年の発行で、それ以降の台風や東日本大震災などで廃線や変わってしまった車窓も多いのではないだろうか。

  • 2011/12/13読了。

    まぁ100円の価値(古本屋で購入の為)はあるかな、という感じ。主に対談が収められているが、もっと写真を多用しても良かったのではないか。文章だけではどうしても車窓のイメージが湧きづらい。乗車済みの路線はともかくとして、未踏の路線に関しては全然イメージできなかった。これでは魅力も半減で、実際に行ってみたいと思わせるには不足だった。

  • [ 内容 ]
    本当に乗って楽しい区間はどこか?
    日本屈指の「乗りテツ」4人が集まって、100箇所の「車窓絶景区間」を選び出した。
    白波洗う海岸路線、視界が開けた山岳路線、山紫水明の川沿い路線、果ては工場を縫って走るローカル線まで。
    意外な路線が浮上して、有名どころが落選し、紆余曲折の議論の果てに選び抜かれたのは…。
    旅のお供に最適な、ガイドとしても読み物としても楽しめる一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 北海道・東北
    第2章 関東
    第3章 北信越・東海
    第4章 関西
    第5章 中国・四国
    第6章 九州
    第7章 復活折衝

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 鉄じゃない人間には、その細部のコダワリが残念ながら理解できない。個人的に、いい風景の、どこがいいのか感じられないのもあるが・・・

  • 買って損したと思う本はまぁそれなりにあるが、鉄道本でのクソ本率はかなり高い。この本のように、「車窓風景100選」と言われても、(新書という構成上仕方がないことなのかもしれないが)、知らないところが多すぎてついていけない。行ったことがある人は、そうそう、みたい感じで楽しいんだろうけど知らない人にとっては想像するしかなく、あまりおもしろくない。こういう100選は、写真をたくさん載せられる本・雑誌でないとつまらない。
    最後のページに最終的に選ばれた100個の区間と、それの地図上の位置が載せられているので、旅行の際に役立つかもしれない。

  • 「乗った事ない」という返事が意外と多かった。名指しで意見を求められた時以外、そういう時は黙っておいた方が良いのではなかろうか。

  • 『日本鉄道旅行地図帳』の車窓100選、その選定風景。
    原先生の(おそらく意図的な)暴走っぷりが笑える。

  • 2008/8
    鉄道の本とも言えるが、鉄道の車窓からの絶景を紹介している本なので、日本国内の美しい風景を紹介する本とも言える。
    選考過程としてを各人が意見をぶつけ合っている内容はなかなか面白い。いつかそれぞれ、一度は行って見たいと感じるところが多い。

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著者プロフィール

今尾 恵介(いまお・けいすけ):1959年横浜市生まれ。地図研究家、エッセイスト、フリーライター。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、時刻表を愛読する。音楽出版社勤務を経てフリーライターとして独立、イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わってきた。著書に『日本の地名おもしろ探訪記』『日本地図のたのしみ』『ふしぎ地名巡り』(以上ちくま文庫)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)ほか著書多数。

「2023年 『ふらり珍地名の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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