ポリティカル・セックスアピール: 米大統領とハリウッド (新潮新書 274)
- 新潮社 (2008年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106102745
作品紹介・あらすじ
トム・クルーズを大スターに仕立てジョン・レノンに復活を遂げさせたハリウッドの大物は、ビル・クリントンを大統領にした陰の立役者でもあった-。米大統領選の裏側で、もはや映画製作者たちは欠かせぬ存在だ。どの陣営も有能なスタッフを抱え込みイメージ戦略を練っている。ちょうど映画スターを売り出すように。ルーズベルトからオバマまで、ハリウッドとワシントンがいかに結びついてきたかを検証する。
感想・レビュー・書評
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思索
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【芝蘭友のトップストーリーニュース】vol.40で紹介。http://www.shirayu.com/letter/2009/000085.html
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セミナー後の勉強会で交換した.
ミスターハリウッド=デヴィット・ゲフェンはクリントンを仕立て上げた. -
ゲフェン、恐るべし!
って本だった…かな⁇ -
マンションで読む。再読です。握手は、どの世界でも重要です。それは、政治の世界だけではありません。芸能の世界も同様です。
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[ 内容 ]
トム・クルーズを大スターに仕立てジョン・レノンに復活を遂げさせたハリウッドの大物は、ビル・クリントンを大統領にした陰の立役者でもあった―。
米大統領選の裏側で、もはや映画製作者たちは欠かせぬ存在だ。
どの陣営も有能なスタッフを抱え込みイメージ戦略を練っている。
ちょうど映画スターを売り出すように。
ルーズベルトからオバマまで、ハリウッドとワシントンがいかに結びついてきたかを検証する。
[ 目次 ]
第1章 ハリウッドのダヴィデ王―一九九〇年代
第2章 黎明期、「ハンサムな巨人」の登場―一九二〇~五〇年代
第3章 ニューフロンティア―一九六〇年代
第4章 権力と反戦―一九七〇年代
第5章 三人の象徴的な人物像―一九八〇~九〇年代
第6章 セックスアピールは口ほどにものを言う―現在から未来へ
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
しょーもない
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ハリウッドとワシントンのつながりを20世紀初頭から今に至るまで丹念になぞった本。
面白かったです。
そう、今や政治は「パフォーマンス」。日本も「小泉劇場」なんてものがありましたね。だからこそ民衆はリテラシーを鍛えないといけないんだけど。
惜しいのは、章の中で時系列が不必要に前後している部分や、ロジックにこじつけとしか思えない部分が散見されたところ。著者の本業は作家だそうだけど、結構ちゃんと文献も読み込んでいたようなので、ここはしっかり出典などもつけて論文調に仕上げれば、もっと説得力が増したのに。 -
ハリウッドといえば、ユダヤの巣窟である。
ハリウッドとアメリカ大統領の歴史は古いことに驚く。
テレビ慣れしているレーガン、シュワルツネガーなど共和党が目立つ。クリントイーストウッドが大統領に近いといわれていたが1986年から2年間カーメル市長を勤めてもう政治は嫌になったそうだ。