手ごわい頭脳: アメリカン弁護士の思考法 (新潮新書 286)

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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102868

感想・レビュー・書評

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  • 90点。そもそも法的思考とは何か、法を解釈し、運用するとはどういうことなのかを教えてくれる。
    アメリカはふざけた風なものも含め訴訟が多い国という印象だけど、こんな裏があったのね。
    マックのコーヒーが熱すぎる訴訟だとか実例は興味深いし、アメリカの法律家の思考形式を窺い知ることができる。

  • アメリカは法律というより法的思考力を教える
    陪審は法を無視することもできる
    弁護士は、事実の調査と法廷における事実の表現の仕方非常に慎重でないといけない
    言葉の定義を攻撃することが、よくある。
    言葉の定義を、要するに、よかつまりという表現で正すことも戦術として良い
    女性には中絶の権利があるというなら、夫とんる男性にもあると言わないといけない。同性愛いいなら、近親婚だってよくなってしまう
    法の目的はなんか、法はそれをどのように果たそうとしているかを見極めるのが究極の法的思考
    ロウ対ウェイド事件で中絶の権利を争ったロウさんは、実際には子供を産んで反中絶活動家になったのはれきしのひにく
    アメリカの弁護士倫理規定の中には依頼者とsexしてはいけないということまで書いてある州もある。
    映画 ギルティーアズシン

  • ふぉぉ弁護士こわ!><

    視点の柔軟性に圧倒されました。

    ここに書かれている考え方を脳内の片隅におきつつ、いざというときに使えると良いと思います。しかし普通の人間と仲良くなるために使ってしまうと、単なる揚げ足取りになります。

    アメリカン弁護士の考え方を知る参考になったと同時に、アメリカの司法制度を(理由つきで)俯瞰できて良かったです。

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