- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106103032
作品紹介・あらすじ
「自己実現」に幻想を持たず、出世のためにあくせくせず。滅私奉公に背を向けつつも、得意分野では爪を磨ぐ。そんなネコ型社員が増殖している。忠犬型社員だけでは、企業は生き残れない。鍵を握るのは、気まぐれなようでいて、タフでしたたかなネコ型社員である。彼らが生まれた背景とは?その活かし方とは?会社の閉塞感、職場のギスギス感をなくすためのヒントがふんだんに盛り込まれた、目からウロコの一冊。
感想・レビュー・書評
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タイトルを見て頭に思い浮かんだイメージは、青くて丸い猫型ロボットがスーツを着ている姿…。
「万能っ!」と思ったのですが、本書でいうネコ型は動物のほうでした。
1. 滅私奉公より、自分を大切にする
2. アクセクするのは嫌だが、やる時はやる
3. 自分のできることは徹底的に腕を磨く
4. 隙あらば遊ぶつもりで暮らしている
5. 大目標よりも毎日の幸せを大切にする
以上がネコ型社員の特徴です。
本書は2009年刊行ですが、9年経って最近ではネコ型社員のほうが多いような印象。(自分も含めて)
職場によって状況は違えど、ワークライフバランスの推奨などなど、働き方自体もネコ型にシフトしていくのだろうなという気がします。
しなやかで、したたかで、根はたくましいところ。
心地よいところで気持ちよく過ごす術に長けているところ。
ごはんも遊びも睡眠も全力で、毎日幸せそうなところ。
我が家にはとても優良なお手本がいらっしゃるので、一緒に過ごす中でネコ型のふるまいを勉強させていただこうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無感想
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まさに自分がネコ型社員なので購入。
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滅私奉公より、自分を大切にする。
アクセクするのは嫌だが、やるときはやる
自分のできることは徹底的に腕を磨く
隙あらば遊ぶつもりで暮らしている。
大目標よりも毎日の幸せを大切にする -
仰木監督はネコ育て名人
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現在の会社員の在り方を分析した本です。
ネコ型社員という定義を通して、右肩上がりの高度経済成長期の働き方では幸せになれないことを解説しています。
個人的な感想ですが、読んでいてもネコ型社員の定義に今ひとつピンときません。
読み物としては面白いと思いますが、ネコ型と一括りにまとめるのはちょっと無理があるように思います。
人間は多面性がありますから。 -
自己実現の幻想をこえるためのネコ型の勧め。
勤勉であることが幻想になった今、ネコ型でも生活していける社会の方が日本らしいかも。 -
どうやら、私は明らかにネコ型社員である。
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楽しく読めた。今はもうネコ型社員のほうが多いかもしれないな。
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ネコ型社員の特徴 1. 滅私奉公より、自分を大切にする 2. アクセクするのは嫌だが、やる時はやる 3. 自分のできることは徹底的に腕を磨く 4. 隙あらば遊ぶつもりで暮らしている 5.大目標よりも毎日の幸せを大切にする