グルメの嘘 (新潮新書)

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著者 : 友里征耶
  • 新潮社 (2009年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103377

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グルメの嘘 (新潮新書)の感想・レビュー・書評

  • 副業で飲食店の覆面調査を行って、辛口の批評を発表している著者の、「こんな店がもてはやされる風潮があるから日本のフード業界は駄目なんだ」主張本。
    まあ、確かに、明らかに店と癒着しているでしょうというような評論家のヨイショ評価や、多角経営だのテレビ出演だのにシェフが駆けずり回っている店っていうのはどうなの、というところはわかるけれど、あまりにも極端な駄目出しと、自分は正論、という強気さしか見えなくて、主張の先にあるものがわからなかった。
    結局、一般客は自分の嗅覚をはたらかせてメディアに踊らされないよう注意していい店を探すほかなく(まあ当たり前か)、店は堅実な経営を目指してほしい、という当然の結論に物足りなさを感じる。

  • 本一冊にするには耐え難い呪詛ばかりで
    しんどかった…
    いろんな意見がありましょうが
    日本ワインをいきなり切捨てんなや。
    勝沼とか行って、
    産業としてのワインもふまえて発言してほしい。
    なぜ日本ワインを推したらプライベートでも
    日本ワインしか飲んじゃダメなのか。
    この発言でがっかり、結局その程度の
    ワンワン吠える人かと。

  • 筋の通った論評で、非常に痛快。胡散臭さを感じていたグルメ評価の裏側を知り、納得した。

  • まあ、言われてみれば当たり前というか。
    勘違いした料理人とグルメレポーター。取り巻き。
    本当に満足できる料理店とはなんなのか。
    本としてはちょっと迫力がないが、面白かった。

  • グルメ業界の癒着というか実状というかの告白本。まあそりゃ、そういうこともあるだろうという内容。批評しているお店の価格帯が、客単価2万円~とかそういうレベルなので自分にはあまり関係が無いため、まあ物語として興味深く読めた。著者のお勧め側はどんなお店なのかな、ちょっと興味あるので探してみようかな。この業界では有名人らしいし。

  • いい内容の本だし「なるほどそんなものか」と思うことも度々ありました。
    でもチョトくどいかな?本を読む速度が後半に行くにつれ遅くなった。

  • 時折強引な論理があるけれど、基本スタンスには共感できる。
    特に「性格の悪い料理人の店にうまいものはない」という主張は、そのとおり!と膝を打つ。うん、まったくだ。

    おそらく愛憎入り混じったような読後感になるだろうけど、他の著書も読んでみようっと。

  • 面白い。信用できる人だとおもう。

  • その通り、と思う部分は多いけれど、そこまで言う必要もあるのかなとも思う。大部分の人には必要のない本。

  • シェフに阿らないグルメライターが、「一般人が外食をする」上でマイナスにしかならないグルメ記事や店、シェフを批判。個人個人というより、業界の構造的な問題点を明確に指摘している。結局、飲食店は楽ではなく、大儲けできない商売、という点が重要なんだな。個人的には、マスコミの問題点にももう少し触れて欲しかった。

  • いわゆるグルメ評論家とは一線を画す立ち位置。自営業が多い業界だけに、いろんな裏事情がある。食うか食われるかの世界だけに、客としてどこまで真贋が判るかが問われる。どちらかというと、私は食われてしまうほう。

  • 日本のグルメ評論やメディアへ登場するシェフに対しての不満をとにかく爆発させた本。基本的にほぼ批判で出来上がっている。
    本当に良いお店は、支店を出したり、メディアに露出したりしないものだということらしい。飲食店というのは儲からないので、そういう事を始めた途端、儲けに走って味が落ちるらしい。大体そういうことが書いてある。

  • 口中でまったりと広がる絶妙なハーモニー。内容空疎意味不明な言葉で飾り立てるグルメ。一欠片の批判もない礼賛絶賛にかねてから怪し気な違和感をおぼえていた。本書はその違和感のカラクリを見事に解明してくれる。疑問氷解、すっきりした。食通家と料理店の癒着。そして外食産業の知られざる裏側。自分の舌が一番であることを痛感。もう誰にも惑わされない。

  • 飲食店とそれを取り巻くマスコミ・ライター、そして客までを含めた批判本。
    ほめるが批判はしないライターやマスコミ、店にヨイショするライターに、そのライターを利用する店、性格の悪い料理人の店に旨いものなしなど、心当たりがある話がいくらでも続く。

  • この人の本やブログは結構目を通している。
    だからいまさら、匿名で書いてもなぁ、
    という部分はあるけれど、さくさくと読む。

    まっとうなグルメ評論では儲からない。
    普段の年なら400万円の赤字だそう

    大間マグロの増殖
    北海道で取れたよこわ、ちゅうぼうを
    網で取って大間まで持っていく。120ページ

  • いちいちごもっとも。ご馳走になっておいて悪くは書けませんよね。

  • 元々グルメライターの文章やTVに出てくるリポーター等の発する情報、評価をうがった見方、冷静な視線で感じ取っている人は「ああ、わかるわかる」と感じると思うので、特に目新しい情報や視点はないと感じます。

    著者の友里氏の飲食店レビューを読んだことなくこの本を読みすすめたので結局友里氏がレビューする時は何を基準にどういった評価をするのかという具体的なことがイマイチ見えなかったのが残念でした。ただ私もヨイショライターは嫌いなのでそういった方のレビューよりも友里氏のレビューの方が読みたいし、彼が高く評価をしているお店に行って自分でも味を確かめたいなという積極的な気分にはさせられました。

  • 本書は自腹覆面の取材スタイルで辛口のグルメ批評を行う著者が、日本の飲食店業界やグルメライターの実態をわかりやすく批評した本である。

    著者が批評の対象としている単価のお店には、今後も行く機会が無いと思うので、批評の内容が正しいかどうか味を確認する事は出来ない。

    カリスマ料理人とマスコミの癒着の問題は興味深かった。町のグルメ雑誌も案外あてにならないのをみると実態はそんなに外れていないのかも知れない。

  • 広告に依存しない商業メディアはない、ということを考えればどれだけ正確な記事が期待できるか想像できるというものであろう。例外は商品評価の正確さ、公平さを担保するために広告を一切載せない「暮しの手帖」ぐらいか。なので、グルメ関連のメディア情報は一種の娯楽、と思えばいいのに、疑うこともせずに信じてしまう人が多いことも問題であると指摘している。

    「食べログ」のやらせ投稿(業者による)がこの正月話題になったが、何を今更という感じなのであろう。法的措置を検討なんてことも報道されていたが、そんなことをしたら困るのは主催者側ではないだろうか。引用をご覧ください。

  • グルメとは?特に日本におけるそれは?という本です。「グルメライターはただメシでないと採算が合わないはず。ただメシならば筆が鈍るのも自然」「ある老舗中華料理店では化学調味料を減らしたところ一斉に味が落ちたとクレームが出て元に戻した」「日本版のミシュランガイドは調査員の人数(7人)からいって調査不足は明らか。星もいらない、掲載もしないで、という思わぬ反論に会い、勝手に載せますという路線に」「和食店/寿司店でワインを置く店が増えんわけ」など遠慮のない書きっぷりです。

  • [ 内容 ]
    連日、どこかのレストランがテレビや雑誌で絶賛されている。
    しかし言うほど素晴らしい店がどれだけあるのか―。
    頭の中は金儲けばかりの「性格の悪い料理人」、メディアと店の癒着、問題だらけの『ミシュラン』…、今まで誰も語らなかった弊害を、辛口評論家が暴露。
    「客をなめ切った高圧的な店」「大間の鮪はそんなにない」など、業界を敵に回してでも伝えたい、グルメの「不都合な真実」。
    もう外食で外しません。

    [ 目次 ]
    第1章 痩せこけた日本のフード・ジャーナリズム
    第2章 グルメ界の罪と罰
    第3章 飲食店業界の常識・非常識
    第4章 悪いのは店ばかりじゃない
    第5章 日本に根付かない、ミシュラン・ガイド
    第6章 ならば、良い飲食店の条件とは?

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 飲食業界とそれを取り巻くメディアの問題点を批判した内容。
    料理店について、賞賛される言葉しか目にしない既存のメディアにあって、批判の内容は斬新に感じられる。
    ただ、批判の対象が高級料理店になっているので、一般人にとっては身近には感じられ難い。

  • あぁ、そうですか。いってることはよくわかりましたけど かなり怨念がこもってしつこいです。途中で読むのがいやになりました。でもがんばってください。

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グルメの嘘 (新潮新書)の作品紹介

連日、どこかのレストランがテレビや雑誌で絶賛されている。しかし言うほど素晴らしい店がどれだけあるのか-。頭の中は金儲けばかりの「性格の悪い料理人」、メディアと店の癒着、問題だらけの『ミシュラン』…、今まで誰も語らなかった弊害を、辛口評論家が暴露。「客をなめ切った高圧的な店」「大間の鮪はそんなにない」など、業界を敵に回してでも伝えたい、グルメの「不都合な真実」。もう外食で外しません。

グルメの嘘 (新潮新書)のKindle版

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